メインマシンとしても使える系の筆圧対応Windowsタブレットとか

 世は正に筆圧対応Windowsタブレット戦国時代!(まだ言ってる)
「前回」「前々回」に引き続き
筆圧対応のWindowsタブレットについての話しなんですけど、

 今回はWindowsタブレットとして見ると高価格帯のモノ,
まあつまりはハイエンドな製品で、メインマシンとしても十二分に使える的な
機種を挙げてゆきたい所存であります。みたいな。


・ASUS TransBook T304UA




ASUS Shop:TransBook T304UA

Amazon:TransBook T304UA
楽天:TransBook T304UA


 「TransBook T304UA」は2017年6月3日にASUSから発売された、
1024段階の筆圧検知に対応した「ASUS Pen」を搭載したWindowsタブレット。

簡単にスペックを書いておくと

OS:Windows 10 Home (64bit)
CPU:Intel Core i3-7100U (2.4GHz)
 Intel Core i5-7200U (基本 2.5GHz/最高 3.1GHz)
  Intel Core i7-7500U (基本 2.7GHz/最高 3.5GHz)
グラフィック:Intel HD Graphics 620
ディスプレイ:12,6インチ,2,160×1,440

RAM:8GB~16GB,LPDDR3-1866
ストレージ:256GB~512GB
ペン入力:1,024段階 「ASUS Pen」
その他:指紋センサー搭載

2017年7月18日時点での実勢価格:114,500円~130,000円前後,
(Core i5/RAM8GB/SSD256GBのモデル)
という具合。

 ザックリ言うとCPUがKaby Lake世代のモノにパワーアップしたTransBook。
1,024段階の筆圧検知に対応したペン入力技術「ASUS Pen」を利用できる。

 Windowsタブレットとしてのスペックを見ると、相変わらずバランスは良いんだけど、
前世代のTransBookと比べて弱くなってる所がワリとあるのでその辺は注意が必要。具体的に言うと、

  • 画面解像度が2,880×1,920から2,160×1,440に下がっている
  • 安価なOffice無しモデルのSSD容量が512GBから256GBに減っている
  • USB Type-C端子が本体の充電ができるThunderBolt3(40Gbps)から、本体の充電に対応していない普通のUSB 3.1 Type-C端子(5Gbps)に変わっている。
 てな感じ。画面解像度に関しては変更後も充分高いから別に良いんだけど、
安いOffice無しのモデルのSSDが256GBになってたり、
USB3.0 Type-Cから本体の充電ができなくなってる点はけっこう痛いですな。

 パワーアップしている点もあって、ソレも挙げておくと
  • バッテリー駆動時間が公称約8時間に伸びた(前世代は5時間)
  • スピーカーが良くなった。
  • 指紋センサーが搭載された

 という具合。
CPUがKaby Lake世代のモノになった御利益か、バッテリー駆動時間が公称約8時間に伸びているのは大きいかと。
また、コレは確か前世代のTransBookもそうだったと思うんですけど、
最初からキーボードとペンが同梱されているので、買ってすぐ全ての機能を使えるのものもありがたいですな。

 個人的な印象をまとめると、
前世代のTransBookと比べると弱くなってる所はあれど、
相変わらず価格と性能,そしてその製品を使ってできることのバランスが良いので
製品としての魅力はキープされているかなという感じ。欲しいです。(直球)



・Surface Pro (2017)

Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)


Amazon:Surface Pro (2017)

楽天:Surface Pro (2017)


(正式な製品名としては「Surface Pro」なんですけど、ソレだと初代Surface Proとカブってややこしくなるので、便宜的に「Surface Pro (2017)」と書いています)

 Surface Pro (2017)は2017年6月15日にMicrosoftから発売された
4,096段階の筆圧・傾き検知に対応したペン入力機能を搭載している
(但しペンは別売り)搭載したWindowsタブレット。

簡単にスペックを書いておくと

OS:Windows 10 Pro (64bit)
CPU:Core i7-7660U (基本 2.5GHz/最高 4.0GHz)
   Core i5-7300U (基本 2.6GHz/最高 3.5GHz)
   Core m3-7Y30 (基本 1.0GHz/最高 2.6GHz)
グラフィック:Intel Iris Plus Graphics 640
       Intel HD Graphics 620
       Intel HD Graphics 615

ディスプレイ:12.3インチ,2736×1824
RAM:4~16GB
ストレージ:128GB~1TB,NVMe PCIe
ペン入力:(最新のペンを使った場合)4,096段階,傾き検知対応,N-trig

2017年7月2日時点での実勢価格:158,544円~,
(Core i5/SSD256GBモデル)
という具合。

 2017年6月15日にMicrosoftから発売された最新のSurface Pro。
Pro4と比べると主にCPUとペン入力機能が強化されていて、
バッテリー駆動時間や静音性も向上しています。
 
 Windowsタブレットとしてのスペックに触れると
 SurfaceProシリーズなだけあって全体的に隙がない仕様。
Core i5,RAM 8GB以上のモノであれば殆どの作業を快適に行なえるだろうし、
Core i7,RAM 16GBのモノは現状マトモにモバイルして利用できる
Windowsタブレットとしては最高クラスの性能なので、
ゲーミングを考えないならメインマシンとしても充分使えるかと。

 とはいえ実はマシンスペック的には強化されたペン入力以外はSurface Pro4と大差なかったりもします。
それでもキックスタンドの開閉幅が165度まで拡張されていたり(Surface Pro4は150度)、
バッテリー駆動時間が最大13.5時間に伸びていたり(Surface Pro4は最大9時間)、

冷却機構がパワーアップしてCore m3/Core i5モデルはファンレスに,
Core i7でも18dbの静音ファンになっていたりと、
細かいんだけど使い勝手としては小さくない点が強化されている感じ。

個人的な印象としては
 バランス良くまとまっている性能や、モノとしての品質の高さ、
後は利用できるアクセサリーの豊富さ以外にも、「製品名でどの世代のモノかわかる」,
「最初からペンが付属している」等の点もSurface Proシリーズの良さだと思っていたんですけど、
今回から製品名が「Surface Pro」となり、いつのモノかわかり辛いし、製品名で検索しても
初代Surface Proの情報と混ざってしまうので調べ難くなってしまいました。

また、「ペンが別売り」(税別11,800円)になって、且つ、傾き検知に対応しているモノは8月にならないと発売されなかったりもするので、そういう販売上のやり口では「今までの良さ」がカットされている感じ。
正直「じゃあ11,800円上乗せでいいから最初から8月にペンを同梱して出してよ」という感は有るかも

 これから新品で買うならSurface Pro4よりもこのSurface Pro (2017)の方が良い事は確かなんですけど、
中古品に抵抗がないならソコソコ具合の良いCore i7,RAM 16GBモデルのSurface Pro4が14万円~17万円くらいで買えてしまうので、
そこら辺を考慮すると「Pro4でも良いかも?」とか考えちゃう感じ。

・Surface Pro 4


Microsoftストア:Surface Pro 4
icon
「AmazonでSurface Pro 4を検索」
「楽天でSurface Pro 4を検索」


 Surface Pro 4は2015年の11月に発売された
N-trig形式のペン入力に対応しているWindowsタブレット。

簡単にスペックを書いておくと

OS:Windows 10 Pro 64bit
CPU:Core m3-6Y30 (基本0.90GHz/最高2.20GHz)/
   Core i5-6300U(基本2.40GHz/最高3.0GHz)/
   Core i7-6650U(基本2.20GHz/最高3.40GHz)

グラフィック:Intel HD Graphics 515/
       Intel HD Graphics 520/
       Intel Iris Graphics 540

ディスプレイ:12.3インチ2,736×1,824

RAM:4GB~16GB
ストレージ:128GB~512GB NVMe
ペン入力:1,024段階,「N-trig」

今日時点での実勢中古価格:95,000円~
(Core i5 SSD256GB RAM8GBのモノ)

という具合。
 Surface Pro3と比べると本体サイズは殆どそのままなんだけど
ディスプレイサイズと解像度が向上して、
SSDが民生用では現状最速の規格であるNVMeのモノに変わり、
且つRAMも16GBのモデルが選べるようになったのが個人的にトピックかなという感じ。

 また、ペン入力に関しては相変わらずN-trig形式だけど、
1,024段階の筆圧検知に対応したのでその辺りは結構大きい変更点かと。

 PC的なスペックとしてはCPUがSkylakeのモノになってて、
最高スペックの構成にするとCPU Core i7,RAM16GB,SSD512GBとなり、
スペック番長のVAIO Z Canvasと良い勝負。
でもそのぶん値段も良い勝負
(つまりはお高い)。みたいな。

私としてはCore i5,RAM8GB,SSD256GBの構成が
価格と性能のバランスが良いと思うんだけど、
でもそれだったらSurface Pro 3との差があんまり無いかも。

 製品単体で見たらスゴく良いマシンなんだけど、
中古市場も視野に入れたらキーボード代を含めても10万円前後で手に入るSurface Pro 3と
比べちゃうとそんなにピンと来なくなっちゃう感じ。

・Surface Pro 3


「AmazonでSurface Pro 3を検索」
「楽天でSurface Pro 3を検索」


Surface Pro 3は2014年の7月にマイクロソフトから発売された、
N-trig形式のペン入力に対応しているWindowsタブレット。

簡単にスペックを書いておくと

OS:Windows 8.1 Pro 64
CPU:Core i3-4020Y(基本1.50GHz/ターボブースト非対応)/
   Core i5-4300U(基本1.90GHz/最高2.90GHz)/
   Core i7-4650U(基本1.70GHz/最高3.30GHz)

グラフィック:Core i3モデル Intel HD Graphics 4200/
       Core i5モデル Intel HD Graphics 4400/
       Core i7モデル Intel HD Graphics 5000

ディスプレイ:12インチ2,160,x1,440
RAM:4GB~8GB
ストレージ:64GB~512GB
ペン入力:256段階,「N-trig」

2017年7月18日時点での中古実勢価格:
Core i5 256GBモデル/Core i7 512GBモデル:78,000円~120,000円,

という具合。
 初代Surface Pro,Surface Pro 2のfeel ITから
N-trigという形式のペン入力に変更されていて、

それに伴いペン側に電池が必要になり、
且つ筆圧を検知できる段階も256段階に変わっている。

 こう言うと「えー」っていう風に感じると思うけど、
N-trig系のペン入力は電池が必要になる代わりポインタの精度が
feel ITと比べて高いから、画面の全体を使って描くんだったら
まあコレはコレで良いんじゃないかなあという雰囲気。

 PC的な視点で見たスペックも、(Core i3以外なら)
「あと2年くらいは前線で戦えるだろうな」と感じる程度に高いから
主な作業をこなすメインマシンとして使いつつ、
たまにちょっと気合いの入ったお絵かきもしたいんだけど。
みたいな場合にはちょうど良いと思う


 ただ、展示機を見た時の個人的な印象なんだけど、
ディスプレイの色味が微妙にしっくりこない
(白いページを開くとうっすら黄色っぽく見える)のが若干気になるところかも。
という感じ。

 あと、SurfacePro 3は排熱がキビシイからか、中古市場ではCore i5モデルもCore i7モデルもほぼ値段が変わらないし、
Core i7モデルの方が状態の良いモノが多いから、そっちの方が得なんじゃないかなぁという印象。

・Surface Pro 2



「AmazonでSurface Pro 2を検索」
「楽天でSurface Pro 2を検索」


 Surface Pro 2はマイクロソフトから2013年の10月頃に発売された
ワコムのfeel IT technologiesに対応したWindowsタブレット。

簡単にスペックを書いておくと

OS:Windows 8.1 Pro(64bit)
CPU:Core i5 4200U(基本1.6GHz/最高2.6GHz)
グラフィック:Intel HD Graphics
ディスプレイ:10.6インチ,1,920×1080

RAM:4~8GB
ストレージ:128~512GB
ペン入力:1,024段階 「ワコム feel IT technologies」

2017年7月18日時点での中古実勢価格:4,000円~76,000円。

という具合。

 Surface Pro 3,4の登場で価格的にだいぶ熟れてきた感があるSurface Pro 2。
CPUがHaswell世代のモノになったのでバッテリーの持ちとか
発熱の問題はあんまり気にならないレベルになったし、
RAMが8GBのモデルも出たし1で全体的に完成度が高いと思う


 中古でも構わないなら4万円~8万円くらいで
「お絵かきとかで遊びつつお仕事的な用途にもけっこう使える」
的なマシンが買えると考えるとナカナカお得感があるかと


 一つ問題点を挙げるなら「通販であんまり見かけない」って事ですな。
実店舗だとドスパラとかソフマップでワリと見るんですけど、
通販では具合が良い中古品はそんなに無い感じ。

とりあえず私が調べた限りでは「ソフマップドットコム」
たまに売ってるくらいで、他ではあんまり見かけないって雰囲気。

 また、ごく希に展示機あがりの512GBモデルが8万円台半ばくらいで
売られていることもあって、その辺も含めてなかなか侮れないな。って感じ。



・VAIO Z Canvas VJZ12A1

ソニーストア

ソニーストア:VAIO Z Canvas

 VAIO Z Canvas VJZ12A1はVAIO株式会社から5月29日に発売された、
N-trig形式のペン入力に対応しているスゲーハイスペックなWindowsタブレット。

簡単にスペックを書いておくと

OS:Windows 8.1 Pro Update (64bit)
CPU:Core i7-4770HQ (基本2.20GHz/最高3.40GHz)

グラフィック:Intel Iris Pro 5200
ディスプレイ:12.3インチ,2560×1704

RAM:8GB~16GB (デュアルチャンネル)
ストレージ:256GB(SATA 6Gb/s),
      512GB(PCI-E x4 32Gb/s),
      1TB(512GBx2 PCI-E x4 32Gb/s)
ペン入力:256段階,N-trig

2015年6月12日時点での実勢価格269,784円~

という具合。
 現状まともにモバイルできるWindowsタブレットでは最もハイスペックな機種で,
特にCPUのi7-4770HQは4コア8スレッドで動くヤツ

故に画像編集とか動画のエンコードみたいな、コア数が効く処理では
2コア4スレッドとか4コア4スレッドのモノと比べるとだいぶ違ってくる感じ。 2

ペン入力に関してはN-trig系のモノだからハードウェア的には256段階なんだけど、
ソフトウェア的には1,024段階を扱えるようになってるらしい。

(参考リンク)
「インプレスのインタビュー記事」

また、本体のディスプレイが保護パネルとのスキマが少なくて視差が小さい
ダイレクトボンディングタイプのモノだから、
他の(ダイレクトボンディングでは無い)機種と比べると多少使いやすいと思う。

 やっぱり気になり所というか、どうしても目が行くのは
269,784円からというお値段なんですけどここまで高額になってくると
「マシンの構成を盛り盛りにしたらいくらになるんだろう」的な別な興味がわいてきますな

(ちなみにRAM16GB,SSD1TB,英字配列キーボードの構成で437,184円でした)

 あと、個人的にもう一つ気になった事を言っておくと、
キーボードにバックライトが搭載されてないっていうのが結構イヤかも


  1. というかAmazon位でしかRAMが4GBのモノは見かけない。 []
  2. 軽い処理の場合はあんまり違いが感じられないとも言う []