今回は独特なシェイプのマウスを使ってみたら、グリップ感というかフィット感がかなり良かったよという話です。製品の詳細と使ってみた感想などは本文の方にまとめておきます。
ふもっふのおみせ:PORT DESIGNS AROKH X-1
今回のマウス「PORT DESIGNS AROKH X-1」は海外製のゲーミングデバイスを多く取りそろえている通販サイト「ふもっふのおみせ」より提供して頂きました。
ふもっふのおみせ:PORT DESIGNS AROKH X-1
始めにこのマウスの概要というか、特徴を紹介すると(見ての通りではありますが)本体の右側面に薬指と小指を置くところがあるゲーミングマウスです。
製品名の読み方は「アロコー エックスワン」かな。
他にもイルミネーションが鮮やかだったり、本体重量が軽かったり、ソフトウェアをインストールしなくても使えるというような特徴はあるんですけど、この独特の本体形状から得られるグリップ感が一番の見どころですな。
先走ってちょっと感想を書いてしまうと、かぶせ持ち一本槍の形状ではあるけど、その使い方をした時のフィット感がかなり優れている。って言う感じでなかなか良かったですわ。
△パッケージ内容
パッケージの内容は、製品本体/説明書(多言語)/
という具合。
説明書に日本語での説明はありませんが、「PCのUSBポートに挿して待つ」くらいのアッサリした内容なので特に困る事は無いかと。
△マウス本体
マウス本体を俯瞰で見るとこんな感じ。
親指側だけでは無く、薬指・小指側にもスカートが張り出していて、グリップ性を高めるための窪みが設けられているのが特徴的ですな。
メインボタンは天板部分と一体化しているタイプなので、指を置く位置によってクリックに必要な力が変わります。
クリック感はカチッというかなりハッキリした感触と音がある感じ。
また、ホイールはスクロールとセンタークリックに対応していて、回す際のクリック感は小さい印象。
△左側面
マウスの左側面(親指側)には、二つのスイッチが搭載されていて、
奥の方に「戻る」,手前の方に「進む」機能が設定されています。
サイドのスイッチは押し込みが深くて、少し押し込んでからカチッという反応があり、そこで認識するタイプ。
認識されてからも更に押し込む余地があるので「カチッとしてるのにフワフワしてる」というちょっと変わった感触。
△右側面
マウスの右側面(薬指・小指側)はこんな感じ。
スカートに段が付けられていて、ここに指を置くと良い感じのグリップを得られました。
△底面
マウスの底(滑走)面はこんな感じ。
小指側の底面に(たぶん設置面積を減らすための)不思議な面取りが施されている以外は、ソールの形状も含めてワリと普通ですな。
ちなみに上二つのソールが思いっきりズレてるんだけど、このあと正しい位置に移動するようにグイッと押したら直りました。
△ザツな写真で恐縮です。
マウス本体の重さはケーブルを除いて102~105g前後,ケーブルを入れると120g前後。
メインボタン+サイド2ボタン+DPI設定ボタンのシンプルな構成もあってか、ワイヤード(有線)のマウスの中でも「けっこう軽い」って感じですな。
ちなみに端子部分を除いたケーブルの長さは大まかに測って185~195cmくらいでした。
そんな訳でこのマウスを使ってみた感想を書いていきますと、使っていてまず思ったのは独特な本体形状のお陰で「メチャクチャ楽に動かせる」って事。
その他にも使っていて感じた良いところとビミョウなところ,また、メリットにもデメリットにもなり得るけどとりあえずちょっと注意した方が良いかな?って感じたところを挙げますと、
良いところ
ビミョウなところ
ちょっと注意した方が良いかな?って感じたところ
という具合。それぞれを詳しく見ていくと、
本体が独特の形をしていているので、持ち方は限定されますが、かぶせ持ちでのフィット感というかグリップ感に関しては「最高かも」と思うくらい良いです。
一般的な形状のマウスだと、2本指スタイルのかぶせ持ちではマウスを持ち上げる際,親指と薬指にメチャクチャ頑張って貰う必要があるんですけど、このマウスでは自然と親指・薬指・小指に負荷を分散させて使う事ができるので、持ち上げる操作がかなりラク。
また、かぶせ持ちでも薬指と小指を使ってマウスを掴むように持てるので、振り回してもすっぽ抜ける不安は無い感じ。
普段のマウス操作を行なう際も、薬指・小指側から力を入れてマウスを動かすのがラクなので、ポインタの微調整はなかなかやりやすい印象。
このマウスのイルミネーションは任意の色を設定したりする事はできませんが、部位によって微妙に色が違っていて、時間経過によってフワッと色合いが変わっていくのでなかなかキレイです。
この手のマウスだと、別途インストールするソフトが無いモノはDPIの設定を変更すると現在の設定がLEDの色などで判断できるようになっているモノが多いんですけど、このマウスに関しては現在設定しているDPIの値を知る術が実際にマウスを動かしてポインターの動きを見る以外に(たぶん)ありません。
なので、状況や目的に応じて適宜変更する。というよりは「最初にシックリくる設定を見つけてそれ以降は固定する」という使い方になるかと思います。
サイドに二つあるボタンは奥の方に「戻る」機能,手前の方に「進む」機能が設定されています。
個人的には「逆じゃない?」と思うんですけど、この設定を変更する事は(たぶん)できないので、普段使うマウスとしてはちょっと違和感があるかな?という感じですわ。
△ガッツリかぶせるスタイルだと指がギリギリの所まで来る
このマウスの性質上、手のひらをガッツリかぶせて持つ必要があるんですけど、そうすると薬指と小指がワリと滑走面スレスレの辺りまで来ます。
私は若干手が小さい1部類なんですけど、上の写真のとおり結構ギリギリの所まで来るので、指が長い方や手が大きい方は指が余ってマウスパッドに触れるかもしれません。
逆にいうと手が小さめの方にはちょうど良いサイズ感だと思いますぞ。
ふもっふのおみせ:PORT DESIGNS AROKH X-1
そんな訳で今回は独特な本体形状のゲーミングマウス「AROKH X-1」を使った感想を書いてみた次第。
改めて感想をザックリまとめると、現在のDPI設定を知る術は無いし、サイドボタンの機能を変える事もできないんだけど、かぶせ持ちに特化した形状のお陰でフィット感というかグリップ感がかなり良くて、楽に動かせるマウスという感じ。
マウスとしての機能はシンプルというか、正直もう少し設定する余地が欲しいんですけど、基本性能もまあ並程度にはあるし、何よりメチャクチャフィットするので、かぶせ持ちでマウスを使う方は一度チェックしてみると宜しいかと思いますぞ。
敬具
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目次
前置き
ふもっふのおみせ:PORT DESIGNS AROKH X-1
今回のマウス「PORT DESIGNS AROKH X-1」は海外製のゲーミングデバイスを多く取りそろえている通販サイト「ふもっふのおみせ」より提供して頂きました。
製品の概要とか
ふもっふのおみせ:PORT DESIGNS AROKH X-1
始めにこのマウスの概要というか、特徴を紹介すると(見ての通りではありますが)本体の右側面に薬指と小指を置くところがあるゲーミングマウスです。
製品名の読み方は「アロコー エックスワン」かな。
他にもイルミネーションが鮮やかだったり、本体重量が軽かったり、ソフトウェアをインストールしなくても使えるというような特徴はあるんですけど、この独特の本体形状から得られるグリップ感が一番の見どころですな。
先走ってちょっと感想を書いてしまうと、かぶせ持ち一本槍の形状ではあるけど、その使い方をした時のフィット感がかなり優れている。って言う感じでなかなか良かったですわ。
パッケージ内容と製品の写真
△パッケージ内容
パッケージの内容は、製品本体/説明書(多言語)/
という具合。
説明書に日本語での説明はありませんが、「PCのUSBポートに挿して待つ」くらいのアッサリした内容なので特に困る事は無いかと。
△マウス本体
マウス本体を俯瞰で見るとこんな感じ。
親指側だけでは無く、薬指・小指側にもスカートが張り出していて、グリップ性を高めるための窪みが設けられているのが特徴的ですな。
メインボタンは天板部分と一体化しているタイプなので、指を置く位置によってクリックに必要な力が変わります。
クリック感はカチッというかなりハッキリした感触と音がある感じ。
また、ホイールはスクロールとセンタークリックに対応していて、回す際のクリック感は小さい印象。
△左側面
マウスの左側面(親指側)には、二つのスイッチが搭載されていて、
奥の方に「戻る」,手前の方に「進む」機能が設定されています。
サイドのスイッチは押し込みが深くて、少し押し込んでからカチッという反応があり、そこで認識するタイプ。
認識されてからも更に押し込む余地があるので「カチッとしてるのにフワフワしてる」というちょっと変わった感触。
△右側面
マウスの右側面(薬指・小指側)はこんな感じ。
スカートに段が付けられていて、ここに指を置くと良い感じのグリップを得られました。
△底面
マウスの底(滑走)面はこんな感じ。
小指側の底面に(たぶん設置面積を減らすための)不思議な面取りが施されている以外は、ソールの形状も含めてワリと普通ですな。
ちなみに上二つのソールが思いっきりズレてるんだけど、このあと正しい位置に移動するようにグイッと押したら直りました。
△ザツな写真で恐縮です。
マウス本体の重さはケーブルを除いて102~105g前後,ケーブルを入れると120g前後。
メインボタン+サイド2ボタン+DPI設定ボタンのシンプルな構成もあってか、ワイヤード(有線)のマウスの中でも「けっこう軽い」って感じですな。
ちなみに端子部分を除いたケーブルの長さは大まかに測って185~195cmくらいでした。
使ってみた感想とか
そんな訳でこのマウスを使ってみた感想を書いていきますと、使っていてまず思ったのは独特な本体形状のお陰で「メチャクチャ楽に動かせる」って事。
その他にも使っていて感じた良いところとビミョウなところ,また、メリットにもデメリットにもなり得るけどとりあえずちょっと注意した方が良いかな?って感じたところを挙げますと、
良いところ
- かぶせ持ちでのグリップ感がスゴく良い
- イルミネーションもワリと格好いい
ビミョウなところ
- 現在のDPI設定を知る術が(たぶん)無い
- ボタン機能の設定などはできない
ちょっと注意した方が良いかな?って感じたところ
- 手が大きい・指が長い方は少しキビシイかも?
という具合。それぞれを詳しく見ていくと、
かぶせ持ちでのグリップ感がスゴく良い
本体が独特の形をしていているので、持ち方は限定されますが、かぶせ持ちでのフィット感というかグリップ感に関しては「最高かも」と思うくらい良いです。
一般的な形状のマウスだと、2本指スタイルのかぶせ持ちではマウスを持ち上げる際,親指と薬指にメチャクチャ頑張って貰う必要があるんですけど、このマウスでは自然と親指・薬指・小指に負荷を分散させて使う事ができるので、持ち上げる操作がかなりラク。
また、かぶせ持ちでも薬指と小指を使ってマウスを掴むように持てるので、振り回してもすっぽ抜ける不安は無い感じ。
普段のマウス操作を行なう際も、薬指・小指側から力を入れてマウスを動かすのがラクなので、ポインタの微調整はなかなかやりやすい印象。
イルミネーションもワリと格好いい
このマウスのイルミネーションは任意の色を設定したりする事はできませんが、部位によって微妙に色が違っていて、時間経過によってフワッと色合いが変わっていくのでなかなかキレイです。
現在のDPI設定を知る術が(たぶん)無い
この手のマウスだと、別途インストールするソフトが無いモノはDPIの設定を変更すると現在の設定がLEDの色などで判断できるようになっているモノが多いんですけど、このマウスに関しては現在設定しているDPIの値を知る術が実際にマウスを動かしてポインターの動きを見る以外に(たぶん)ありません。
なので、状況や目的に応じて適宜変更する。というよりは「最初にシックリくる設定を見つけてそれ以降は固定する」という使い方になるかと思います。
ボタン機能の設定はできない
サイドに二つあるボタンは奥の方に「戻る」機能,手前の方に「進む」機能が設定されています。
個人的には「逆じゃない?」と思うんですけど、この設定を変更する事は(たぶん)できないので、普段使うマウスとしてはちょっと違和感があるかな?という感じですわ。
手が大きい・指が長い方は少しキビシイかも?
△ガッツリかぶせるスタイルだと指がギリギリの所まで来る
このマウスの性質上、手のひらをガッツリかぶせて持つ必要があるんですけど、そうすると薬指と小指がワリと滑走面スレスレの辺りまで来ます。
私は若干手が小さい1部類なんですけど、上の写真のとおり結構ギリギリの所まで来るので、指が長い方や手が大きい方は指が余ってマウスパッドに触れるかもしれません。
逆にいうと手が小さめの方にはちょうど良いサイズ感だと思いますぞ。
感想のまとめ
ふもっふのおみせ:PORT DESIGNS AROKH X-1
そんな訳で今回は独特な本体形状のゲーミングマウス「AROKH X-1」を使った感想を書いてみた次第。
改めて感想をザックリまとめると、現在のDPI設定を知る術は無いし、サイドボタンの機能を変える事もできないんだけど、かぶせ持ちに特化した形状のお陰でフィット感というかグリップ感がかなり良くて、楽に動かせるマウスという感じ。
マウスとしての機能はシンプルというか、正直もう少し設定する余地が欲しいんですけど、基本性能もまあ並程度にはあるし、何よりメチャクチャフィットするので、かぶせ持ちでマウスを使う方は一度チェックしてみると宜しいかと思いますぞ。
敬具
[common_content id="13670"]
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- 全体の大きさは、中指の先端から手首のシワまで17cm,親指を抜かした手の甲周り18cm。
それぞれの指の長さは、親指は5cm有るか無いか,人差し指は6.6cm,中指は7.3cm,薬指は6.5cm,小指は4.9cm [↩]