「新しい知識を身につけたいけど時間がない…」
「読書は好きだけど内容がなかなか頭に入らない…」
この記事ではこんな悩みを解決します。
本記事の内容
【超初心者向け】ラクに身に付く本の読み方

どうもこんにちは。もじゃおです。
世の中には面白い本がたくさんありますよね。特にお役立ち系の本は自分自身のやりたい事の実現や、困っている事の解消に繋がる事もあり、「楽しいだけじゃなくて知識や情報を身につけられる娯楽」として優秀なコンテンツだと思います。
ひとつ難点を挙げるなら「知識や情報を覚えるのが大変」って事くらい。

1から100まで真剣に覚えるなら「指で文字をなぞりながら音読して、本を読めない時はそれの録音を聴く」
というのを5回くらい繰り返せばかなりの精度で覚えられるんですが、時間が掛かるし「こういう罰かな?」ってくらい大変なのでやりたくないんですよね。
というのを5回くらい繰り返せばかなりの精度で覚えられるんですが、時間が掛かるし「こういう罰かな?」ってくらい大変なのでやりたくないんですよね。
そこで今回は…
「本の内容の5~20%くらいで良いから好きなところをラクに身につけたい」
「自分にとって特に役立ところだけでも覚えておきたい」
「覚えきれなくても良いから好きなところをスッと思い出せるようになりたい」
という低い意識の元、私が半年くらいの試行錯誤を重ねた結果編み出した、【ラクに身に付く本の読み方】1を紹介してゆく次第です。

私は電子書籍(Kindle)で本を読むことが多いのでそれに最適化していますが、紙の本でも応用できるテクニックだと思うので、役立てて貰えれば嬉しいです。
目次
【超初心者向け】ラクに身に付く本の読み方
まずは流れを把握してもらうために、概要を画像にしましたのでそちらをまず載せますと…
△クリックすると原寸表示できます。
こんな感じになります。
全体の流れとしては、
- 0.(下準備)本を読む前に、どんな知識を求めているのかをハッキリさせておく
- 1.読みながら、役立ちそうなところに栞をどんどん挟んでいく
- 2.読み終わったら栞をチェックして「どんな風に役立てられるか」を別媒体にメモする
- 3.役立てられそうな機会が来たらメモを読み返して実践する
0.(下準備)本を読む前に、どんな知識を求めているのかをハッキリさせておく
本を開く前に、どんな知識や情報を求めてその本を選んだのかをハッキリさせておきましょう。読み始める前の段階で目的をハッキリさせておく事で、目的達成に関係している部分を、見逃しにくくなります。
「ホントに~?」と思われるかも知れません。
カンタンに例えると、何の気なしに眺めていれば同じに見える2枚の絵も、「間違い探し」と銘打たれていると、その違いがハッキリ分るようになりますよね。
これは意識することで、探しているモノを見つけるための注意力・観察力が高まる事で起きる現象なのですが、同じ事が文章でも起こるんですわ。

「意識のアンテナが立つ」というと分りやすいかも知れません。
なので、本を開く前にどんな知識や情報を得る目的で、その本を選んだのかを、頭の中で考えるだけでも良いのでハッキリさせておきましょう。
1.読みながら、役立ちそうなところに栞をどんどん挟んでいく
△スマホやタブレットのKindleアプリは画面右上をタップするだけで栞を挟めるのが便利
まずは普通に本を読みながら、自分にとって役立ちそうだと感じたところに栞をどんどん挟んでいきます。
内容を吟味するのは読み終わってからで良いので、この段階ではピンと来たところ全部に栞を挟んでいきましょう。

私は右上を1タップするだけで栞を挟めるので、スマホのKindleアプリで読むことが多いです。
2.読み終わったら栞をチェックして「どんな風に役立てられるか」を別媒体にメモする

△こんな感じでメモしていきます。
一通り本を読み終わったら、栞を挟んだページをじっくりチェックします。
この段階で、「自分自身がやりたい事の実現や、困っている事の解消に役立てられそうか」という基準で内容を吟味して、役立てられそうであれば「どんな風に役立てられそうか」を本のタイトル,ページ番号と共にメモしていきます。
Google Keepなどのメモを内容で検索できるサービスを使うと便利です。

この段階では、私はパソコンのKindleで読みながらGoogle Keepにメモする事が多いです。
ポイントとしてはそのページの内容ではなく、「自分がどんな風に役立てられそうか」を書くところ。
自分の目的が主体となり、考えて書く行程が入るので忘れにくく、思い出しやすい状態を作れます。
3.役立てられそうな機会が来たらメモを読み返して実践する

役立てられそうな機会が来たらメモを読み返し、実践してみましょう。
Google Keepにメモしていればクラウド上に保存されるので、スマホやタブレットからでも簡単に参照できます。
「その本の中でも自分にとって特に役立つところ」を「どんな風に役立てられそうか」考えて書いたメモなので、メモを読むだけでその本の「自分にとって特に役立つ内容」をすぐに思い出せます

実践する際のハードルが低くなって、復習効果を得やすいのもポイント!
ラクに身に付く!

繰り返し実践することで、「知識や情報」が「自分自身の経験」になり、思い出そうとしなくても活かせるようになってきます。

ここまで来ればしめたもの。本の中にあった知識や情報が文字通り「身について」きているので、ちょっとやそっとじゃ忘れませんぞ。
【超初心者向け】ラクに身に付く本の読み方【Kindle】のまとめ

最後にザックリ要約すると…
- 0.(下準備)本を読む前に、どんな知識を求めているのかをハッキリさせておく
- 1.読みながら、役立ちそうなところに栞をどんどん挟んでいく
- 2.読み終わったら栞をチェックして「どんな風に役立てられるか」を別媒体にメモする
- 3.役立てられそうな機会が来たらメモを読み返して実践する
ポイントとしてはページの内容ではなく「自分にとってどんな風に役立てられるか」を考えて書く行程を入れて忘れにくく思い出しやすい状態を作る事と、実践する際のハードルを下げることで復習効果を得やすくすることですな。
本を読んでいる時はピンと来たところに栞を挟むだけなので、「本を読む楽しさ」がジャマされることもありませんし、どんな風に役立てられるかを書くのも皮算用的な楽しさがあるので、特に面倒なところはないかと。

実際どの程度身に付くの?という疑問もあるかとは思いますが、私はこの読み方をするようになってようやく「お役立ち系の本(の内容)」を実際に役立てられるようになったので、ワリと効果は高いと思いますぞ。
(最近は昔読んだ本をこの方法で読み直していたりします)

読んでいる最中にやる事はピンと来たところに片っ端から栞を挟むだけで、メチャクチャラクなので、ぜひ試してみて下さい。
敬具
この記事で紹介したサービスのまとめ
【おまけ】更に高みを目指す方へ…【読書が趣味の方は要チェック】

Amazon:Prime Reading
Amazon:Kindle Unlimited
また、プライムリーディングやKindle Unlimitedみたいな読み放題サービスと、今回紹介した「ラクに身に付く本の読み方」を組み合わせるとメチャクチャ効率よく知識や情報を身につけられるので、既に加入している人はぜひ試してもらいたいところですな。
また初めての方は、「30日間の無料体験」を利用できるので、上に載せた「Kindle Unlimited」のテキストリンクを押してチェックしてみる事をオススメしますぞ。

「調べたいことや詳しくなりたいこと、身につけたいことを、お金を気にする事なく好きなだけ知ることが出来る環境」をぜひ体験してほしいですな。
- 読書術というと真剣に読書術を研究している方が悲しみそうなので… [↩]