どうもこんにちは。もじゃおです。
このページでは、エツミのナノカーボンペンⅡを使ったレビュー・感想を書いています。
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結論から言うと、ナノカーボンを古いカメラとレンズの接点に塗ったら、不調で迷いがちだったAFが結構ちゃんと実感できるくらいマシになりました。
目次
ナノカーボンペンを使うに至った経緯(読み飛ばしてOK)
△もう優に12年以上使っているカメラ
私はブログの写真を古いミラーレス一眼で撮影していたんですが、2019年頃からカメラのAFがピントを合わせる時に悩むような挙動が増えたんですな。
私の利用シーンとしてはカメラを三脚や撮影用のポールにセットして、机の上に置いたモノをセルフタイマーで撮る、いわばいつものブツ撮りなので、手ぶれはほとんど無い環境。
それでもスペック的にはピントが合うはずの撮影距離でもAFが悩むような挙動をする事が増えて、合焦マークが緑になっているのを確認して撮影しても、PCに移して見てみるとピントが合いきっていない(ビミョウにズレてる)。
という事が多発するようになったんですわ。
という事が多発するようになったんですわ。
そもそもカメラ自体2010年に発売されたLUMIX G2というカメラで、AF性能自体が今の水準で見ると高くないのである程度はしょうがないんですが、
本体に搭載されている画面やファインダーの解像度も低いことも重なって、「撮った時に「平気」・「イケてる」と思っても、PCに移して見てみると失敗してた」みたいな事が増えて、「なんか買った当初と比べて使いにくくなったなぁ」と思っていたんですわ。
MFで頑張るという手もあるんですけど、先に触れたとおり画面やファインダーの解像度が低くて、MFでピントを合わせるのもだいぶ面倒。
だましだまし使うのも正直だいぶ大変だったんですが、それでも上手くいった時の写り自体に不満はなかったので「このためにカメラを買い換えるのもなぁ」と思ってモヤモヤしていたんですな。
そこで家にあったナノカーボンペンを使ってみて、AFの迷いを改善できないか試してみた。というのがナノカーボンペンを使うに至った経緯ですな。
元々ナノカーボンペンはギターやイヤホンの音を漠然と良くしたくて買ったんですけど、パッケージにカメラやレンズにも使える的な事が書いてあったので試してみました。
ナノカーボンペンとはどんなモノか?という概要
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始めにナノカーボンペンとはなにか?という事についてザックリ紹介しますと、
金属接点部分の微細な隙間を埋めることで導通のロスを減らして、製品本来の性能を引き出すことを目的とした、ナノカーボンという接点改質剤があって、それをペン状にする事で塗りやすくしたモノです。
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製品ラインナップとしては、今回私が使ったペンタイプのモノの他に、ナノカーボンが中に入っているビンと細い綿棒がセットになったリキッドタイプがあります。
私は元々ギターやイヤホンの音を漠然と良くしたくて買った、ペンタイプのモノを流用した次第です。
買った時の値段は881円でした。
買った時の値段は881円でした。
「接点改質剤 ナノカーボンペンⅡ」のパッケージ内容
パッケージ内容は、ナノカーボンペン本体と、使い方が書いてある紙のみという最低限の構成ですな。
金属表面の微細な隙間を埋めて、接触する面積を増やすことで接触抵抗を低減させる。的な説明が書かれていますな。
使い方としては、対象の接点をキレイにした後、ペンで塗るだけでOKとのこと。
用途としては、PCや周辺機器/AV機器やカメラなど、金属製の接点が使われているものなら大抵使える感じ。
用途としては、PCや周辺機器/AV機器やカメラなど、金属製の接点が使われているものなら大抵使える感じ。
カメラのレンズに使ってみた様子
△実際はこの写真を撮った後、ホコリを払って接点を拭いてから塗りました。
カメラのレンズにある接点部分(金色のところ)と、カメラのマウントにある接点部分をペン先で1個1個なぞって塗りました。
△この部分に塗りました。
私はペンのキャップを開けていきなり使ったんですけど、リキッドタイプのモノの方には「振って混ぜてから使ってください」的な事が書いてあったので、ペンタイプのコレも振って混ぜてから使った方が良いかも知れません。
塗った後も透明で、なんなら「最初からペン先が乾き切ってるんじゃないの?」って不安になるくらい塗れている実感が無かったんですが、メーカーサイト等の説明を見ると目に見えるくらいだとそれは塗りすぎらしいので、このまま行きます。
△爪に塗ってみると、ペン先が乾いていないかどうかを確認できる
また、塗れている実感が無さ過ぎて不安な場合は、爪に塗ってテカリ具合を見てみると、ペン先が乾いていないかどうかを把握できますぞ。
塗り終わったらレンズをマウントに装着しましょう。
カメラのレンズに使ってみた結果
思いつきで塗っての結果なので、残念ながら塗る前後の比較映像や比較画像は無いんですけど、明確に体感できるレベルでAFの迷いが減りました。
ナノカーボンを塗る前は1発でAFの合焦マークが緑になる事はほとんど無くて、4~7回くらいAFを動かさなきゃいけなかったんですが、ナノカーボンをレンズとカメラの接点部分に塗った後は1発で緑になる事が増えて、迷っても4回くらいで済むようになりました。
また、塗る前は合焦マークが緑になっていても3分の2くらいの割合で「撮った写真をPCに移して見てみるとピントがビミョウにズレてる」という事が起きていたんですが、それも4分の1くらいまで減ったので、全体的に「AFの不調がだいぶマシになった」という印象。
「コレだったらギリだましだまし使えるかな」くらいまで改善されたので嬉しいです。
【ナノカーボンペン レビュー】古いレンズに塗ったらAFの迷いが減りました。のまとめ
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そんな訳で今回はAFが不調だった古いカメラとレンズにナノカーボンを塗った際の感想・レビューを書いてみた次第。
カメラのレンズとマウント部分に使ってみた感想としては、「性能が上がった」と言うよりは「昔使っていた時の性能が7割くらい戻ってきた」という感じ。
元々ギターやイヤホン・スピーカーなどの音を漠然と良くしたくて、このナノカーボンペンを買ったんですが、ギターのジャックやシールドケーブル・イヤホンなどの各種ケーブル端子部分に使った際は「100%完全に全く違いがわかんないわ…!(確信)」という感じだったので、今回カメラに使ってみて初めて効果を実感できて良かったです。
「理屈上は意味があるけど実感できる効果があるかは読めない謎グッズ」くらいに思っていたんですが、意図していないところで活躍してくれて嬉しかったですな。
私のように、古いカメラやレンズを使っていて不調を感じている方は、試しに使ってみるのもワリとアリだと思いますぞ。(修理に出したり買い換えるよりだいぶ安あがりですし。)
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私のように「興味本位で使ってみる」くらいであれば上に載せた小さなペンタイプのモノが(一番安いので)オススメですが、細かい端子に塗るにはペン先が太いので、より細かい所に塗る場合はリキッドのモノと、プラモデルや模型製作用のメチャクチャ細い筆を組み合わせて使うと塗りやすいかと思いますぞ。
以上でこの記事はおしまいです。
この記事が役に立ったり、参考になったりした場合は、ブログやTwitter・Facebookなどで興味がありそうな方にこの記事を紹介してくださると、とても嬉しいです。ぜひよろしくお願いいたします。
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