スマートフォン本体

日本版のZenFone6だけど64GBモデルが無いならPixel3aの方が良いかもしれないですね…

2019/08/21

ZenFone6JapanEdition
もじゃお
どうもこんにちは。最近カメラの調子がイマイチでブログ用の撮影が億劫なので、カメラ性能が高いスマートフォンを買って一気に快適化できないかと目論んでいるもじゃおです。
 今回は個人的に今年大本命の機種だと思って発売をメチャクチャ楽しみにしていたZenFone6の日本版がついに発表されたので、それについてザックリ印象を書いてみた次第。

記事のタイトルにも書いちゃいましたが、メチャクチャ良い機種なんだけど、このラインナップだったらGoogleのPixel3aを買うか、中古で具合の良いPixel3を探した方が良いかもって思っちゃいましたわ。


「ZenFone6はどんなスマートフォンか?」という概要とか

ASUS ZenFone 6 ミッドナイトブラック (6GB/128GB) 【日本正規代理店品】 ZS630KL-BK128S6/A
ASUSTek

 まずはこのZenFone6がどんなスマートフォンか?
という概要についてザックリ紹介すると、独自ギミックのカメラを搭載した、画面が超広いハイスペックなスマートフォンです

マシン的なスペックとしては…
OS:Android 9.0
CPU(SoC):Snapdragon 855/Adreno 640
RAM:6GB/8GB

内蔵ストレージ:64GB(日本では発売されない)/128GB/256GB
ディスプレイ:6.4インチワイドIPS液晶 2,340×1,080ドット(フルHD+)

メインカメラ:撮影範囲約79度,F1.79レンズ,4,800万画素 SONY製積層型CMOSセンサー,3軸手ぶれ補正(電子式)
サブカメラ(広角撮影用):撮影角度約125度,F2.4レンズ,1,300万画素センサー(詳細不明)

その他:指紋センサー,microSDカードスロット×1,nanoSIMスロット×2,Wi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)5,000mAhの大容量バッテリー搭載
本体重量:約190g

2019年8月21日時点での価格:  グローバル版64GB,RAM6GBモデル,500アメリカドル(約53,200円)/
グローバル版128GB,RAM6GBモデル,549アメリカドル(約58,500円)/
グローバル版256GB,RAM8GBモデル,599アメリカドル(約63,800円)/

日本版128GB,RAM6GBモデル,69,500円+税(75,060円)/
日本版256GB,RAM8GBモデル,82,500円+税(89,100円)

 という具合ですな。
あえてビミョウな点を言えば本体が190gとだいぶ重めな事と防水じゃない事くらいで、独自の機構によって実現された超高画質のカメラと真のフレームレスディスプレイ

500ドルのモデルでもSnapdragon 855+RAM6GBという、ハイエンドな機種と同等のマシン性能を持っているという圧倒的なコスパ感がとても魅力的な機種となっています。

ZenFone6の概要を見た上での個人的な印象としては…

 手ごろな価格で手に入る、ブログとか動画投稿をやってる人には最強のスマホって感じですな。

先に発売されたGoogleのPixel3aがSnapdragon670+RAM4GBという構成で399ドル(日本版は48,600円)という価格だったので、このZenFone6はそれに100ドル追加するだけでハイエンド機並の性能を体感できる、メチャクチャ魅力的な機種ですな。

続いてGoogle Pixel3aの概要を見ていくと…

Google Pixel 3a
Google:Pixel 3a
 Google Pixel3aはGoogle純正のスマートフォンです。マシンスペック的にはミッドレンジなんですけど、Google独自の技術を盛り盛りに取り入れる事で快適性を大きく向上させているのが特徴の機種ですな。

続いてマシン的なスペックを見ていきましょう。
ZenFone6と比べて見た際に良い点を緑色,ビミョウな点をピンク色,注意が必要な点を黄色でハイライトしています。

マシン的なスペックとしては…
OS:Android 9.0 (セキュリティアップデートを最低3年間保証) CPU(SoC):Snapdragon 670/Adreno 615 RAM:4GB
内蔵ストレージ:64GB ディスプレイ:5.6インチ 有機ELディスプレイ 2,220×1,080ドット(フルHD+)

メインカメラ:撮影範囲約76度,F1.8レンズ,1,220万画素(デュアルピクセルセンサー),3軸手ぶれ補正(光学式+電子式)

サブカメラ:撮影角度約84度,F2.0レンズ,800万画素センサー(詳細不明)

その他:指紋センサー,防滴防塵(IP52),nanoSIMスロット×1,microSDカードスロット無し,Wi-Fi IEEE 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)3,000mAhのそれなりに容量が大きいバッテリー搭載

本体重量:約147g

2019年8月21日時点での価格:グローバル版399アメリカドル(約42,000円)
日本版48,600円(税込み)
 という具合。
ZenFone6と比べちゃうと要所要所物足りなく見えるかも知れませんが、5万円近辺の価格帯で買えるスマートフォンとしてはワリと上等な部類ですな。特に、マトモなメーカーのモノであるという事を加味するとかなりお得感が高い印象。

 ZenFone6と異なる点の中で大きなポイントは、搭載されているCPU性能とRAMの容量が一段低い事とmicroSDカードスロットが無い事
また、Pixel3aの方は防滴1と防塵2仕様となっている事が挙げられますな。


△参考リンク 価格.comマガジン:「iPhone XS」と「Pixel 3」カメラ対決! スマホ写真を制するのはどっちだ!?
 あと、Pixel3aはGoogleのソフトウェア力によって一段も二段もレベルが高い体験ができるのが大きな魅力

特にカメラのスペック的には2019年8月現在の感覚でチェックすると別に大して高くないように見えるんですが、独自のAI補正する事によって現状最高峰のカメラ性能を持っている(と私は思っている)iPhoneXSと比べて見てもワリと良い勝負ができるくらいイカした画質の写真や動画を撮れるんですな。

もじゃお
その辺の「ソフトウェアのパワーでユーザーの体験を良い方向にブーストする」という技術に優れているのが、スペックからは見えにくいんだけどこの機種のかなり強力な武器かと。
 そんな訳で私はこちらのGoogleのPixel3aが発売された際にコレを買おうと考えていたんですが、ちょうどその頃「アメリカでよりハイスペックなASUSのZenFone6が500ドルで発売されるぞー」っていう発表があったので、とりあえずZenFone6の日本発売を待ってから決めようと思って座して待っていたんですわ。


私はかなり前向きにZenFone6を検討してたんですけど…

ZenFone6JapanEdition  私はこのZenFone6が今年大本命の機種だと思って日本での発売を座して待っていたんですけど、昨日(2019年8月20日)の発表会で「日本版の価格は69,500円+税(つまりは75,060円)から」という悲しいお知らせがあったので、私的には「あーあ…」てな気持ちになっちゃいました

もじゃお
個人的な予想としてはグローバル版のZenFone6はどれも500ドル台で販売されているので、ある程度上乗せされても6万円台半ばになると考えていた為だいぶガッカリしちゃいましたわ。
私としてはZenFone6が最安のモデルでも75,000円するならCPUとRAM容量は一段下になるし、microSDカードスロットも無いけど5万円以下で買えるPixel3aで良いじゃん。ってな考えに傾いています。


なんでこの値段になったのか推測してみる

ZenFone6GlobalEdition △グローバル版の価格はご覧の通り

 個人的には75,060円からという時点で私の身の丈には合わない値段なので、もうだいぶ元気は無くなっていますが、この段ではグローバルだと何ヶ月も前から500ドル台で販売されていたZenFone6がなんで日本だと75,060円からになっているのかを推測していきます。

ザッと調べている中で「ありそう」と思えた主な理由としては
  1. より高スペックのモノになっている
  2. 対応しているバンドが広くなっている
ここら辺が主な原因なんじゃないかな。

 1.の「より高スペックなモノになっている」に関しては、そのまんまの意味で、500ドルのグローバル版は内蔵ストレージが64GBなんですな。

で、なんか知らないけど日本版と台湾版は一番容量が少ないモノでも128GBなので、そもそもの製品価格がグローバル版のモノとはだいぶ違うんじゃないかと。

また、日本版の場合は更に独自で「ラジスマ」というFMラジオとインターネットラジオが合体したサービスを利用できる機能を独自に搭載しているらしいので、その辺も影響しているかも知れません

もじゃお
ただ、Androidスマホの場合は大抵microSDカードスロットがあって3、写真とか動画とか音楽は全部そっちに入れるようにしていれば内蔵ストレージが64GBでも全然快適に使えるので、正直「64GBのヤツも 売って下さいよ~」という気持ちが強かったりします
 2.の「対応しているバンドが広くなっている」については、ワリと納得感がある理由ですな。

 特にASUSが日本で販売しているSIMフリースマートフォンはdocomo・SoftBank・au全てに対応してくれているので、グローバル版と比べてコストが掛かるのは当然でしょうな。

ZenFone6TaiwanEdition △台湾の公式ストアだとストレージ128GB/RAM6GBモデルが17990ニュー台湾ドル(だいたい61,000円くらい)

 ただ、アメリカなどで販売されているグローバル版は通称タイプAと呼ばれる対応バンドが少ないモノなのですが、台湾などで販売されているタイプCと呼ばれているモノは今回発売される日本版のZenFone6と対応しているバンド幅がほぼ同じなのに値段の差がワリとあるのは正直ニャンとも…って感じ。

ZenFone6を安く手に入れる方法

 この段ではZenFone6をなんとかして安く手に入れる方法を考えていきます。
とは言え現実的な手段としては、
  • MVNO4(特に楽天モバイル)に期待する
  • 台湾版を入手する(個人的に非推奨)
以上の二つに落ち着く感じ。

それぞれをザッと解説していくと…

MVNO(特に楽天モバイル)に期待する


楽天モバイル:販売端末一覧
 goo Simseller 楽天市場店楽天モバイル等のMVNOから回線契約と抱き合わせで買うと、端末を安く買える(ことがある)のはワリと知られたことだと思いますが、
楽天モバイルの場合は楽天の大きなイベント(スーパーセールなど)がある時に端末がメチャクチャ安くなる、通称「三木谷割」と呼ばれているセールを行なう事があります。

ZenFone6が対象になるかは分からないし、肝心の「三木谷割」もここ1年程は落ち着いているんですけど、2019年10月に楽天モバイルは第4のキャリアとしてのサービスをスタートするので、その際にチャンスがあるかも知れません。


Nikkei.com:携帯料金分離規制、楽天は除外へ 脱・寡占へ「優遇」
 この手のやり口は、総務省が秋までに導入する「通信料金と端末代金の完全分離」に反することになりますが、総務省としてはキャリア事業の寡占化を打開するため楽天モバイルは規制から除外する方針らしいので、ワリと期待しても良いんじゃないかな。

もじゃお
個人的にスマホとかが好きなので界隈の情報をワリとチェックしてるんですが、この手の「日本では(より高価格の)ハイスペックモデルしか販売しないよ」っていってリリースされた機種でも、数ヶ月ほどマを開けてから少しスペックが低いモデルを楽天モバイルとかgoo SimsellerみたいなMVNOからそっと発売する事があるので、それに期待するって手も無くはない感じですな。

台湾版を入手する(個人的に非推奨)

ZenFone6TaiwanEdition  台湾版のZenFone6は対応バンドも日本版とほぼ同じなので、台湾に行って直接買ってくるか、若しくは行く予定がある人に頼んで買ってきてもらうかして台湾版を入手できれば比較的安く購入できます。

ただ、ASUS JAPANの保証が受けられない上に、最近のリリースされたASUSの海外版スマホはハードウェア的に対応していても、ソフトウェア側で日本のVoLTEを利用できないように調整しているっぽい挙動が見られるので、ヤメというた方が良さそうな印象(以下参考リンク)

ZenFone Max Pro (M1)海外版(台湾版)のVoLTE利用可否まとめ

ZenFone Max Pro (M2) ZB633KL 並行輸入版なんだけど、電話発信はできるが着信ができない
 その内容を具体的に言うと、ファームウェアをアップデートすると、今まではVoLTEで発着信・通話できていた端末でも発信に失敗するようになる。って感じですな。

 一応ZenFone6は台湾版でも技適を取得していて、設定画面から技適マークを確認できて、日本でも合法的に利用できるので、ひょっとしたら上に挙げた罠みたいなファームウェアアップデートは無いかも知れませんが、全然普通にあるかも知れません。

また、現地で直接買わないと日本版を買うのと大差ないか、むしろ数千円高いくらいの額になっちゃう事もあるので台湾版を買うのはワリと最終手段というか、正直まったくオススメしません


個人的な印象のまとめとか

ASUS ZenFone 6 ミッドナイトブラック (6GB/128GB) 【日本正規代理店品】 ZS630KL-BK128S6/A
ASUSTek

ASUS Online Store:ZenFone6  そんな訳で今回は個人的に発売をメチャクチャ楽しみにしていたZenFone6の日本版が発表されたので、それについてザックリ印象を書いてみた次第。

デザインはカッコいいし、カメラ性能はトップクラスだし、CPUやRAM容量とかのスペックもハイエンド機並みに高いのに、グローバル版の価格が500ドル(約53,000円)からという攻めた価格の商品なので、

もじゃお
コレ(ZenFone6)買ったら写真や動画もブログ用に充分使えるレベルで撮れるしゲームもサクサクできるじゃん!

しかもコレくらいの価格帯なら日本版で1万円くらい高くなってもなんとか買えそう!とか思ってメチャクチャ期待してたんですけど、まさかの75,000円からという具合だったから、正直私は悲しいですわ…
 とりあえず私は64GBのZenFone6も近いうちに発売されたら良いなあと思いながら、Google Pixel3aと中古のPixel3の価格をチェックしながら暫く過ごす事にしますわ。


敬具

2019年11月16日追記:Pixel3 XLを買いました。

 そんな訳でZenFone6とPixel3a、あとはPixel3の価格をチェックしていたんですけど、何やらAmazonやイオシスなどのショップでPixel3・Pixel3 XLの価格が5~6万円前後と、随分値下がりしていたので128GBモデルのPixel3 XLを購入しました。

使ってみた感想なんかは上記の記事に書いたので詳しくはそちらを読んで欲しいんですけど、現状の価格に対する性能や頻繁なアップデートなどの恩恵を考慮するとかなりコスパ感が良い、イカした機種でしたわ。
  1. 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響が無い []
  2. 有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない []
  3. GoogleのPixel3 Pixel3aには無いけど []
  4. 俗に言う格安SIM業者 []



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