△上の画像はGoogle Pixel 7の公式ストアのモノです。
今回の記事は、2023年5月10日発表されると噂されている、スマートフォンのGoogle Pixel 7aについての話です。
ザックリまとめると…
Google Pixel 7aに使われているガラス素材と、日本価格はまだ明らかになっていない
歴代のPixel aシリーズはGorilla Glass 3が使われている
Pixel 7はGorilla Glass Victus
現状Aランク(ほぼ新品)または未使用品のPixel 7が63,000円~68,000円位で購入できる
Pixel 7aの値段によっては純正のケースと保護フィルムを合わせて買うより、ケースや保護フィルム無しでもそれなりに使えるPixel 7を買った方が安くなる可能性がワリとある。
という内容となっています。
サイズ:幅72.9×高さ152.4mm
SoC:Google Tensor G2
ディスプレイ:6.1インチFHD+(1,080×2,400ピクセル)OLED(有機EL)リフレッシュレート:最大90Hz
RAM:8GB
ストレージ:128GB/(256GBモデル発売の噂もあり)
アウトカメラ:広角64MP(IMX787?)/超広角13MP(IMX712?)
インカメラ:13MP
生体認証:画面内指紋認証:顔認証
バッテリー容量:4,400mAh
充電:18W急速充電/5Wワイヤレス充電
ガラスの材質:前面不明・背面不明
(前モデルのGoogle Pixel 6aは前面Gorilla Glass 3/背面は高温成形された3D複合素材カバーガラス)
となっています。
こうしてみると、Pixel 6からRAM、画面のリフレッシュレートやワイヤレス充電などの機能がカットされて、カメラもシンプルなモノに置き換えられて分かりやすい廉価版だったPixel 6aと比べて、
Pixel 7aは、カメラユニットがシンプルなモノに置き換えられている点と、ワイヤレス充電の速度を除けば「ほぼPixel 7」と言って良いくらい充実していますな。
詳しい解説は下の段で行いますが、Pixel 7に使われているGorilla Glass Victus(ゴリラガラスビクタス)と、過去に発売されたPixel aシリーズに使われているGorilla Glass 3では傷つきにくさや耐衝撃性にエラい差があるので、気になるところ。
Gorilla Glass(ゴリラガラス):2007年に登場した、初代iPhoneに合わせて開発された強化ガラス。
それまでのガラスと比べると頑丈なのは確かですが、保護フィルムなしで使うと、ワリとすぐキズがつくし、耐衝撃性もそれほど高くはない。
Gorilla Glass 2(ゴリラガラス2):20%薄くしても初代ゴリラガラスと同じ強度があり、(薄くできる事で)タッチ感度が改善された。
Gorilla Glass 3(ゴリラガラス3):1Mの高さから落とした際、80%程度はキズや割れの無い状態で保てる耐衝撃性。
ゴリラガラス2に比べ3倍の耐擦傷性で、目に見えるキズは40%減。傷ついたあとの強度は50%高い。
過去に発売されたGoogle Pixel aシリーズで多く採用されている
Gorilla Glass 4(ゴリラガラス4):ゴリラガラス3と同じ厚さで2倍の強度を実現
Gorilla Glass 5(ゴリラガラス5):1.6Mの高さから落としても80%程度はキズや割れの無い状態で保てる耐衝撃性。
ゴリラガラス4と同じ厚さで1.8倍の強度を実現。
Gorilla Glass 6(ゴリラガラス6):ゴリラガラス5と同じ厚さで2倍の強度を実現。
1Mの高さから落としても、平均で15回は耐える。
Gorilla Glass Victus(ゴリラガラスビクタス):ゴリラガラス6の2倍の耐擦傷性。
2Mの高さから落としても80%程度はキズや割れの無い状態で保てる耐衝撃性。
という具合。
2023年5月現在の為替レートとしては135円前後なので、単純に計算すれば499ドルだと67,365円になります。
ただ、今まで発売されたPixelシリーズは為替レートそのままの値段で発売された訳でもないので、過去に発売されたPixel aシリーズのアメリカ価格と、その月の為替レートで計算した円価格、そして実際日本で発売された時の実売価格を見てみましょう。
Pixel 6a:アメリカ価格449ドル。2022年7月の為替レートは1ドル135円前後。単純計算では60,615円/実際日本で発売された時の価格は53,900円
Pixel 5a 5G:アメリカ価格449ドル。2021年8月は1ドル109円前後。単純計算で48,941円/日本販売価格は51,700円
Pixel 4a 5G:アメリカ価格499ドル。2020年10月は1ドル106円前後。単純計算で52,894円/日本販売価格は60,500円
Pixel 4a:アメリカ価格349ドル。2020年8月は1ドル106円前後。単純計算で36,994円/日本販売価格は42,900円
Pixel 3a:アメリカ価格399ドル。2019年5月は1ドル110円前後。単純計算で43,890円/日本販売価格は48,600円
という具合になっています。
ザッと見てみると、基本的にはその時々の為替レートで単純に計算した額よりも3,000円~7,000円程上がる傾向にありますな。
総じてPixel 7aの価格に関しては、Pixel 6aのように、なにかしらのミラクルがあれば、55,000円前後になる可能性もありますが、現実的に考えると6万円~7万円になりそう。
そうするとライバルになってくるのは上位機種にあたるPixel 7。
詳しくは次の段で紹介しますが、発売から7ヵ月ほど経過した事もあって、状態の良い中古品の価格が落ちてきているんですわ。
△イオシス:Google Pixel 7の在庫一覧ページ
ここでライバルとなってくるのが、Pixel 7aの上位機種にあたるPixel 7。
SoCやRAM、画面解像度などの基本的な構成はPixel 7aとほとんど変わりませんが、カメラユニットが違ったり、ワイヤレスでも20Wで充電できたりと、細々とした差があります。
そしてこのPixel 7ですが、2023年5月現在の時点で、イオシスではAランク(ほぼ新品レベルのキレイな中古品)が62,800円から、未使用品(動作確認時に通電しただけの新品)が67,800円から買える状況だったりします。
Gorilla Glass VictusのPixel 7であれば、ケースや保護フィルム無しでもそれなりに使えるので、Pixel 7aのガラス素材の種類と、日本での販売価格によっては、状態の良いPixel 7を買った方が価格の面でもお得になるかも知れません。
そんな訳で今回は、2023年のミドルレンジ最有力スマホになりそうなGoogle Pixel 7aだけど、ガラス素材の種類と、日本での販売価格によっては、状態の良いPixel 7を買った方が安くなる可能性がワリとあるよ。
という話でした。
今のところPixel 7aの明らかになっている部分は「ほぼPixel 7」と言えるくらいシッカリしていて、2023年発売されるミドルレンジのスマホの中では覇権を取れそうな、優れたバランスになっています。
ただ、ガラス素材の種類と、日本での販売価格はまだ明らかになっていません。
仮にガラス素材の種類がこれまでのPixel aシリーズと同様Gorilla Glass 3であれば、保護フィルムとケースは実質必須になるでしょう。
日本での販売価格については、過去に発売されたPixel aシリーズのアメリカ価格とその時々の為替レート,そして実際に日本で発売された際の価格の傾向的に、6万円~7万円になりそう。
以上の要素を加味すると、Gorilla Glass Victusを採用していて、保護フィルムやケース無しでも使えるGoogle Pixel 7のAランク品が、イオシスでは65,000円前後で販売されているので、そちらを買った方が価格面でもお得な可能性が充分想定できる。
といった具合です。
どうもこんにちは。そろそろPixel3 XLからの買い換えを検討している、もじゃおです。
今回の記事は、2023年5月10日発表されると噂されている、スマートフォンのGoogle Pixel 7aについての話です。
ザックリまとめると…
という内容となっています。
目次
現在明らかになっているGoogle Pixel 7aのスペック
この記事を書いている2023年5月6日の時点で明らかになっている、Google Pixel 7aのスペックは…となっています。
(水色のマーカーで強調しているところは、前モデルにあたるPixel 6aと比べて進化しているところですな)
こうしてみると、Pixel 6からRAM、画面のリフレッシュレートやワイヤレス充電などの機能がカットされて、カメラもシンプルなモノに置き換えられて分かりやすい廉価版だったPixel 6aと比べて、
Pixel 7aは、カメラユニットがシンプルなモノに置き換えられている点と、ワイヤレス充電の速度を除けば「ほぼPixel 7」と言って良いくらい充実していますな。
ただ、現在明らかになっていない点で気になるのは、ディスプレイや背面のガラスになにを使っているのか?という点。
詳しい解説は下の段で行いますが、Pixel 7に使われているGorilla Glass Victus(ゴリラガラスビクタス)と、過去に発売されたPixel aシリーズに使われているGorilla Glass 3では傷つきにくさや耐衝撃性にエラい差があるので、気になるところ。
Gorilla Glassの種類と特徴
上の段でチョロッと触れた、スマートフォンによく使われている強化ガラスである、Gorilla Glass(ゴリラガラス)の特徴を世代毎にザックリ紹介すると…Gorilla Glass(ゴリラガラス):2007年に登場した、初代iPhoneに合わせて開発された強化ガラス。
それまでのガラスと比べると頑丈なのは確かですが、保護フィルムなしで使うと、ワリとすぐキズがつくし、耐衝撃性もそれほど高くはない。
Gorilla Glass 2(ゴリラガラス2):20%薄くしても初代ゴリラガラスと同じ強度があり、(薄くできる事で)タッチ感度が改善された。
Gorilla Glass 3(ゴリラガラス3):1Mの高さから落とした際、80%程度はキズや割れの無い状態で保てる耐衝撃性。
ゴリラガラス2に比べ3倍の耐擦傷性で、目に見えるキズは40%減。傷ついたあとの強度は50%高い。
過去に発売されたGoogle Pixel aシリーズで多く採用されている
Gorilla Glass 4(ゴリラガラス4):ゴリラガラス3と同じ厚さで2倍の強度を実現
Gorilla Glass 5(ゴリラガラス5):1.6Mの高さから落としても80%程度はキズや割れの無い状態で保てる耐衝撃性。
ゴリラガラス4と同じ厚さで1.8倍の強度を実現。
Gorilla Glass 6(ゴリラガラス6):ゴリラガラス5と同じ厚さで2倍の強度を実現。
1Mの高さから落としても、平均で15回は耐える。
Gorilla Glass Victus(ゴリラガラスビクタス):ゴリラガラス6の2倍の耐擦傷性。
2Mの高さから落としても80%程度はキズや割れの無い状態で保てる耐衝撃性。
という具合。
Google Pixel 7aのガラスが何になるかは分かりませんが、私はGorilla Glass 5のPixel3 XLを、
ケースあり保護フィルムありで1年
ケース無し保護フィルムありで1年
ケース無し保護フィルム無しで1年6ヵ月
という風に使った結果、ジックリ見たら分かるけど、触っていて違和感が無いくらい薄いキズが15ヶ所,パッと見で分かって指で触っても気付くくらいのキズが1ヶ所、本体裏面と画面の端部分についていますな。
という風に使った結果、ジックリ見たら分かるけど、触っていて違和感が無いくらい薄いキズが15ヶ所,パッと見で分かって指で触っても気付くくらいのキズが1ヶ所、本体裏面と画面の端部分についていますな。
それを加味するとPixel 7aに使われるガラスの種類によっては、保護フィルムやケースが必須になるかも知れません。
Google Pixel 7aの予想価格
日本での販売価格はまだ明らかになっていませんが、アメリカ価格に関しては5月8日現在出回っている情報としては、499ドルになるという話が有力ですな。2023年5月現在の為替レートとしては135円前後なので、単純に計算すれば499ドルだと67,365円になります。
ただ、今まで発売されたPixelシリーズは為替レートそのままの値段で発売された訳でもないので、過去に発売されたPixel aシリーズのアメリカ価格と、その月の為替レートで計算した円価格、そして実際日本で発売された時の実売価格を見てみましょう。
過去に発売されたaシリーズ発売時の価格は…
という具合になっています。
ザッと見てみると、基本的にはその時々の為替レートで単純に計算した額よりも3,000円~7,000円程上がる傾向にありますな。
ただ、直近に発売されたPixel 6aに関しては、その時の為替レートで計算した額よりも大幅に安くなっているのが正直謎。
総じてPixel 7aの価格に関しては、Pixel 6aのように、なにかしらのミラクルがあれば、55,000円前後になる可能性もありますが、現実的に考えると6万円~7万円になりそう。
そうするとライバルになってくるのは上位機種にあたるPixel 7。
詳しくは次の段で紹介しますが、発売から7ヵ月ほど経過した事もあって、状態の良い中古品の価格が落ちてきているんですわ。
状態の良い中古のPixel 7が65,000円前後で入手できる
△イオシス:Google Pixel 7の在庫一覧ページ
ここでライバルとなってくるのが、Pixel 7aの上位機種にあたるPixel 7。
SoCやRAM、画面解像度などの基本的な構成はPixel 7aとほとんど変わりませんが、カメラユニットが違ったり、ワイヤレスでも20Wで充電できたりと、細々とした差があります。
また、前面・背面共にGorilla Glass Victusという、現状最強クラスの強化ガラスが使われているのもポイントですな。
そしてこのPixel 7ですが、2023年5月現在の時点で、イオシスではAランク(ほぼ新品レベルのキレイな中古品)が62,800円から、未使用品(動作確認時に通電しただけの新品)が67,800円から買える状況だったりします。
Gorilla Glass VictusのPixel 7であれば、ケースや保護フィルム無しでもそれなりに使えるので、Pixel 7aのガラス素材の種類と、日本での販売価格によっては、状態の良いPixel 7を買った方が価格の面でもお得になるかも知れません。
ミドルレンジ最有力候補のPixel 7aだけど、国内価格によってはPixel 7の方がお得かも。のまとめ
そんな訳で今回は、2023年のミドルレンジ最有力スマホになりそうなGoogle Pixel 7aだけど、ガラス素材の種類と、日本での販売価格によっては、状態の良いPixel 7を買った方が安くなる可能性がワリとあるよ。
という話でした。
今のところPixel 7aの明らかになっている部分は「ほぼPixel 7」と言えるくらいシッカリしていて、2023年発売されるミドルレンジのスマホの中では覇権を取れそうな、優れたバランスになっています。
ただ、ガラス素材の種類と、日本での販売価格はまだ明らかになっていません。
仮にガラス素材の種類がこれまでのPixel aシリーズと同様Gorilla Glass 3であれば、保護フィルムとケースは実質必須になるでしょう。
また、ケースなどの周辺機器は、スマホ本体が発売されてしばらくの間は3,000円~7,000円程のビミョウに高い純正品しか手に入らない事が結構あります。
日本での販売価格については、過去に発売されたPixel aシリーズのアメリカ価格とその時々の為替レート,そして実際に日本で発売された際の価格の傾向的に、6万円~7万円になりそう。
以上の要素を加味すると、Gorilla Glass Victusを採用していて、保護フィルムやケース無しでも使えるGoogle Pixel 7のAランク品が、イオシスでは65,000円前後で販売されているので、そちらを買った方が価格面でもお得な可能性が充分想定できる。
といった具合です。
逆に言うと、ガラス素材がGorilla Glass Victusだったり、日本での販売価格が6万円を大きく切るようであればGoogle Pixel 7aは、「メチャクチャお得な、買いの機種」になります。
私はGoogle Pixel 3XLを未だに使っていて、そろそろ買い換えたいと考えているので、5月10日に開催されると噂されている、Google Pixel 7aの発表を楽しみに待ちたいところですな。
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