前回、「ASUSのZenFone 4 Selfie Proが良さげだから予約したぜ」と言ってたんですけど、その後発売日に(2017年9月23日)無事モノが到着しました。
前のスマホからの移行作業を行ないながらではありますが、この4日間くらいの間使ってみた感想や、使っていて思った事とかを、画像を交えながら簡単に書いておきます。
先に結論を言っちゃうと「なかなか良い」ですぞ。
最初にZenFone 4 Selfie Proのスペックを書いておくと、
OS:Android 7(Android 8への対応予定あり)
CPU(SoC):Snapdragon 625/Adreno 506
RAM:4GB
ストレージ:64GB
ディスプレイ:5.5型有機EL,1,920x1,080
メインカメラ:1,600万画素(F値2.2レンズ),SONY製センサー,3軸手ぶれ補正(電子式)
フロントカメラ:1,200万画素(F値1.8レンズ)と500万画素(F値2.2/画角120度の超広角レンズ)のデュアルカメラ,SONY製センサー
その他:指紋センサー,microSDカードスロット(最大2TB),SIMスロット(ナノSIM×2,DSDS対応),Wi-Fi(802.11/b/g/n)
重量:147g(実際計ったら142gでした。)
2017年9月27日時点の公式価格:42,800円+税。
2018年12月2日追記:価格改定があり、現時点では29,800円前後で買えるようになっているので、更にコストパフォーマンスが良い端末になった印象がありますわ。敬具。
という具合。
パッケージの内容と製品本体について、写真と共に書いていくと、
△パッケージ内容
パッケージの中に入っていたモノは、
ACアダプタ/充電用ケーブル/限界まで圧縮されたイヤホン/TPUケースという感じ。
あとは写真には入れていないけど、保証書と簡易ユーザーマニュアル,SIMスロットを開くためのピンが入っていました。
本体の表面はこんな感じ。
指紋センサーは押し込めないタイプで、ホームキーと共用。
ガラス面と側面にはほんの少し段差が有るデザインだけど、本体の仕上げはなかなかキレイ。
角はダイヤモンドカットっぽい面取りが施されている。
本体天面にはマイクがあり、
本体底面にはマイクロホン・ヘッドホンジャック/マイク/充電ポート/スピーカーがある。
個人的には充電ポートがmicroUSB-Type B1なのが若干残念ですな。
背面は指紋が目立ちにくいサラサラなタイプ。
表面・背面共に角は面取りされているけど、持った感触としてはちょっと角張ってる感じ。
本体背面のメインカメラ(アウトカメラ)は、少しだけ出っ張ってるタイプ。
右側面には電源ボタンと音量ボタンが,左側面にはSIMスロットがある。
SIMはトレーに置いて挿入するタイプでDSDSに対応しているんだけど、
トレーの穴は2個しかないので、microSDカードを使うならDSDS機能は利用できない。
前のスマホからの移行作業を進めながらでもあるので、まだガッツリ使い込んではいませんが、使ってみて感じた、良いところとビミョウなところを順に書いていくと、
ビミョウなところ
△アウトカメラの撮影オプションはこんな感じ。
アウトカメラは現在一線級の機種と比べると少し暗いレンズを使っている事もあってか、AUTOモードにしているとシャッタースピード遅くしがちでISO感度も上げがち、で、手ぶれ補正もあまり強くないので、撮影環境が充分に明るくないと甘い写真になりやすい感じ。
△アウトカメラのPROモードを起動した状態
PROモードでは電子水準器,絞り,シャッタースピード,ホワイトバランス,ISO感度,EV,フォーカスを自分で設定して利用できる。
ユーザーが設定をしていない項目は(たぶん)AUTOで設定されて、何も設定しないと実質AUTOモードと同じになると思うんですが、それでも何故かPROモードで撮った方がキレイに写る事がタマにありますな。そういうシーンはちょっと暗い場面が多いかも。
私の環境では特に問題ないというか「2.4GHz帯にしか対応してないワリにはつかみが良いな」って感じなんですけど、
マンションやアパートみたいな狭い範囲に複数のAPがあって、電波が輻輳しがちな環境では、5.2GHz帯に対応していると2電波の輻輳を避けて快適に利用できるので、「できれば対応して欲しかった」てな具合ですな。
別にこれだから悪いって言う訳では無いんですけど、
利便性が高い事からこれからは確実にmicroUSB-TypeCが主流になっていくし、microUSB-TypeC対応している周辺機器も増えてきているので、「できればmicroUSB-TypeCにしてほしかったなぁ」というのが正直なところ。
△うっかりサイドボタンが無い面を撮っちゃった画像
まあコレに関してはオマケなので「同梱してくれてありがとう」というべき所だと思うんですけど、付属のTPUケースは柔らかい素材感で、且つサイドボタンを覆うタイプのモノなので、本体の電源/音量ボタンが押し難くなります。
一応良いところも言っておくと、このTPUケースの内側にはごく細かなポツポツとした加工が施されているので、安物のTPUケースにアリガチな虹色の縞模様が内側に浮き上がる事はありません。
パッケージに同梱されている説明書は、SIMカード・microSDカードの挿し方,充電方法,本体の各部名称と、取り扱い上の注意が書いてあるだけの、マジで簡易的なマニュアルで、且つ、
今日(2017年9月27日)現在の時点では日本語版の詳細マニュアルも無いので、「よく使う機能の便利な呼び出し方」とか「標準で利用できる便利機能」みたいな事は英語版のマニュアルを見ないと分かんない感じ。
NFC機能に関しては最近対応している周辺機器も増えてきていて、
あると「スマートフォンと何かを連携させて使う」際,確実に便利なので、これからの事を考えると搭載して欲しかったなぁという感じ。
良いところ
ディスプレイはフルHDの有機ELで「目の覚めるような」とまでは言いませんが、自然な鮮やかさでキレイです。
特に黒色がスゴく黒いので3、全体的に締まって見えます。
また、表面のガラスと描画部分のスキマが少ない事もあって、写真を表示するとまるで画面に印刷してあるコールドモックのようなクッキリ感がありますな。
認証の成功率も高いし、読み取り自体が速いから失敗してもタイムロスが少ないです。
この位の速度と精度があれば同じ指で複数回指紋を登録しなくてもぜんぜん平気って感じですな。
ただ、親指だと大体8割くらいの確率で認証に成功するんですけど、
何故か人差し指だと全然認証してくれない(成功率3割くらい)のは謎。
Always-on Panel機能とは、スマートフォンがスタンバイ状態4でも、日付と時刻を画面上に表示する機能。
画面リフレッシュのタイミングによって、実際の時刻から1~3分ほど遅れて表示されるんですが、その都度電源ボタンを押したり指紋センサーに触れたりしなくても、画面を見るだけで時刻が分かるので地味に便利ですな。
バッテリーの消費に関しては、利用してる感覚として「確かに使わないよりは使った方が消費が多いけど、そんなにメチャクチャ消費する訳じゃない」てな感じなので、時刻を知るためにスマホをチェックする事が多い人はこの機能で得られる利便の方が勝つと思います。
本体は約147gと、「画面サイズを考えると結構軽い部類」という程度なんですけど、
実際手にしてみると本体の薄さもあってか、「意外なほど軽い」と感じました。
2017年9月30日追記:実際に計ってみると142gでした。
まだ使い始めたばかりだから、という理由も大いにあると思いますが、
ブラウジングやゲーム,カメラでの撮影,その他アプリを使う際に待たされる時間が少なく、サクサク軽快に動作しています。
ゲームの快適性については下の段でもう少し詳しく書いています
△インカメラの撮影オプションはこんな感じ。
インカメラはロコツに良くて、何も考えないで撮ってもキレイに撮せます。
アウトカメラとは画角が違うんだけど、被写体が近距離5にあるならインカメラで撮った方が明るくパキッとした写真が撮れる感じ。
また、アウトカメラ・インカメラ共に4K30fps/フルHD60fpsの動画を撮影できるのも良いところ。
カメラはアウトカメラ・インカメラ共にAF合焦時に音がしないタイプです。
シャッター音もけっこう静かなので、その辺でハトを撮っても逃げられなくて宜しい。
もう少し真面目に言うと、ちょっと良いご飯とかを食べる時に料理を撮影してもシャッター音で気まずくならなくて良いですな。
カメラを10分ほど起動していたら本体背面上部が「おっ熱くなってるな」って思う程度に発熱していたんですけど、カメラを終了して2分くらい放置していたら、もう人肌よりも冷たい。という状態になっていたので放熱性は高いと思いました。
本体のスピーカーはモノラルなので、「オマケ程度かな?」とか思ってたんですが、意外とボヤケの少ないハッキリした音のモノでした。
(たぶん)高音と低音を増し気味にして聞き取りやすくする「アウトドアモード」もオプションにて選択できます。
また、細かい事なんですけど最小音量がかなり小さいのも良かった点ですな。
ゲームプレイに関しては、「けっこう快適」ってな感じですな。
参考までにやってるゲームと快適さを書いていくと、
△最近のイベントライブの演出は凝ってて良い。
3D標準で快適に遊べる。
3D標準,効果音あり,難易度Proの設定で7回連続プレイしても特に熱ダレやカクツキは感じませんでした。
ただ、3Dリッチにすると譜面が込み入るシーンでカクカクするので、絶対性能はそれほど高くない感じ。
ちょっと話は脱線しちゃうんですけど、久々に3D且つ効果音オンでプレイしたら「デレステおもしろいなー」って思いましたわ。
3D標準で快適に遊べる。
3D標準,効果音あり,6MXの設定で5回連続プレイしても特に熱ダレやカクツキは感じませんでした。
ただ、私は連続上フリックが苦手すぎて全然フルコンボできないので、フリック抜けとかは分からないです。
グラフィックスのクオリティ:3
音楽:オン
SFX:オン
上記の設定で快適に遊べる。
The Trailはビミョウに端末への負荷が高いのか、以前の端末では10分もプレイしていると「このまま無限に温度が上昇するのでは?」と思うくらい熱くなって、
動作もカクカクしてたんですけど、Selfie Proは金属筐体のご利益もあってか30分くらいプレイしていてもゼンゼン平気ですな。
もっと設定を上げても大丈夫そうな印象。
まあまあ快適。
演出設定:通常
画質設定:標準
上記の設定でまあまあ快適に遊べる。
「デスクトップPCでプレイしている時と同様の快適性」とは言えませんが、
通常のバトル・マルチバトル共に引っかかり感というかモタつき感が少なく、普通にプレイできます。
ただ、アサルトタイム時のマルチバトルではビミョウに引っかかり感があって、
仲間に追い越される事もあるので、その辺は軽量モードにしてプレイした方が良いかも。
あと、何でか分からないんですけど、スタンプ表示をONにしていてもスタンプが表示されないです。
快適にプレイできる。
画質:4(最高設定)
最高設定で快適にプレイできる。
最近遊び始めたばっかりなんですけど、グラフィックはキレイだし
アクションはスムーズだし、で「スマホのゲームも進化してるなー」って思いました。
まだ、敵が過密するような状態になるまで進んでいないからだとは思いますが、最高設定でも快適にプレイできます。
ベンチマークに関しては、アプリをだいぶ入れてからやったので、
まっさらな状態と比べるとスコアが低く出てると思うんですけど、Antutuで計ったら、
総合66238
3D:13306
UX:25738
CPU:21599
RAM:5595
という具合でした。
私はスマホのベンチマークが分からないマンなので、
このスコアがどんなモンなのか?って言うのは分かんないです。
てな訳で、今回はASUSのZenFone 4 Selfie Proを軽く使ったレビューというか感想を書いてみた次第。
ザックリ印象をまとめると、
快適に使うために必要な性能を満たしていて、それでもまだ充分に余力を残しているような感じ。
また、この価格帯では珍しい鮮やかな有機ELディスプレイとか、やたらキレイに取れるデュアルレンズのインカメラみたいな、
アドバンテージとなる機能が搭載されている事もあり、「ちょうど良いより、ちょっと良い」くらいの所に位置する、なかなか優れた機種だと思います。
ただ、コレを買おうと思っている人はちょっと気にした方が良い点としては、
という所が挙げられますな。
Wi-Fiが2.4GHz帯のみの対応になっているのは、電波が輻輳しがちな環境だとちょっとキビシイだろうし、
NFC非搭載って言うのは対応機器を使っている人からすると不便に感じると思いますし。
あと、充電ポートがmicroUSB-Type Bなのは、今までType Cとかライトニングとかクレードルみたいな,
端子の向きを気にしなくても良い方法で充電してた人にとっては結構めんどうだと思います。
逆に言うと上に挙げた3つの点が気にならないなら、
その他の機能や性能,価格のバランスは優れているので買って後悔する事はたぶん無いと思いますぞ。
2018年12月2日追記:また、概要の段にも書きましたが価格改定があり、現時点では29,800円前後で買えるようになっているので、更にコストパフォーマンスが良い端末になった印象がありますわ。
敬具
前のスマホからの移行作業を行ないながらではありますが、この4日間くらいの間使ってみた感想や、使っていて思った事とかを、画像を交えながら簡単に書いておきます。
先に結論を言っちゃうと「なかなか良い」ですぞ。
目次
- 1 ZenFone 4 Selfie Proのスペックとか
- 2 ZenFone 4 Selfie Proの写真とか
- 3 使ってみた感想とか
- 3.1 アウトカメラはビミョウ
- 3.2 Wi-Fiは2.4GHz帯にしか対応してない
- 3.3 充電ポートはmicroUSB-TypeB
- 3.4 付属のTPUケースを着けると本体の電源/音量ボタンがロコツに押し難くなる。
- 3.5 マニュアル(説明書)は無いみたいなモン。
- 3.6 NFC機能が搭載されていない
- 3.7 画面がキレイ
- 3.8 指紋センサーの使い勝手はなかなか良い。
- 3.9 Always-on Panel機能は地味に便利。
- 3.10 本体は画面の大きさを考えるとだいぶ軽い。
- 3.11 動作はサクサク
- 3.12 インカメラがスゴい
- 3.13 カメラはAF合焦時に音が鳴らないタイプ(うれしい)
- 3.14 放熱性はなかなか宜しい。
- 3.15 スピーカーの音質
- 4 ゲーム目的での使い勝手とか快適性
- 5 ベンチマークのスコアとか
- 6 ZenFone 4 Selfie Proを使った感想のまとめ
- 7 関連記事
ZenFone 4 Selfie Proのスペックとか
ASUSTek
¥19,800
(2024/11/21 18:50:19時点 Amazon調べ-詳細)
最初にZenFone 4 Selfie Proのスペックを書いておくと、
OS:Android 7(Android 8への対応予定あり)
CPU(SoC):Snapdragon 625/Adreno 506
RAM:4GB
ストレージ:64GB
ディスプレイ:5.5型有機EL,1,920x1,080
メインカメラ:1,600万画素(F値2.2レンズ),SONY製センサー,3軸手ぶれ補正(電子式)
フロントカメラ:1,200万画素(F値1.8レンズ)と500万画素(F値2.2/画角120度の超広角レンズ)のデュアルカメラ,SONY製センサー
その他:指紋センサー,microSDカードスロット(最大2TB),SIMスロット(ナノSIM×2,DSDS対応),Wi-Fi(802.11/b/g/n)
重量:147g(実際計ったら142gでした。)
2017年9月27日時点の公式価格:42,800円+税。
もじゃお
私が買った時は46,224円でした。
2018年12月2日追記:価格改定があり、現時点では29,800円前後で買えるようになっているので、更にコストパフォーマンスが良い端末になった印象がありますわ。敬具。
という具合。
ZenFone 4 Selfie Proの写真とか
パッケージの内容と製品本体について、写真と共に書いていくと、
△パッケージ内容
パッケージの中に入っていたモノは、
ACアダプタ/充電用ケーブル/限界まで圧縮されたイヤホン/TPUケースという感じ。
あとは写真には入れていないけど、保証書と簡易ユーザーマニュアル,SIMスロットを開くためのピンが入っていました。
本体の表面はこんな感じ。
指紋センサーは押し込めないタイプで、ホームキーと共用。
ガラス面と側面にはほんの少し段差が有るデザインだけど、本体の仕上げはなかなかキレイ。
角はダイヤモンドカットっぽい面取りが施されている。
本体天面にはマイクがあり、
本体底面にはマイクロホン・ヘッドホンジャック/マイク/充電ポート/スピーカーがある。
個人的には充電ポートがmicroUSB-Type B1なのが若干残念ですな。
背面は指紋が目立ちにくいサラサラなタイプ。
表面・背面共に角は面取りされているけど、持った感触としてはちょっと角張ってる感じ。
本体背面のメインカメラ(アウトカメラ)は、少しだけ出っ張ってるタイプ。
右側面には電源ボタンと音量ボタンが,左側面にはSIMスロットがある。
SIMはトレーに置いて挿入するタイプでDSDSに対応しているんだけど、
トレーの穴は2個しかないので、microSDカードを使うならDSDS機能は利用できない。
使ってみた感想とか
前のスマホからの移行作業を進めながらでもあるので、まだガッツリ使い込んではいませんが、使ってみて感じた、良いところとビミョウなところを順に書いていくと、
ビミョウなところ
アウトカメラはビミョウ
△アウトカメラの撮影オプションはこんな感じ。
アウトカメラは現在一線級の機種と比べると少し暗いレンズを使っている事もあってか、AUTOモードにしているとシャッタースピード遅くしがちでISO感度も上げがち、で、手ぶれ補正もあまり強くないので、撮影環境が充分に明るくないと甘い写真になりやすい感じ。
△アウトカメラのPROモードを起動した状態
PROモードでは電子水準器,絞り,シャッタースピード,ホワイトバランス,ISO感度,EV,フォーカスを自分で設定して利用できる。
ユーザーが設定をしていない項目は(たぶん)AUTOで設定されて、何も設定しないと実質AUTOモードと同じになると思うんですが、それでも何故かPROモードで撮った方がキレイに写る事がタマにありますな。そういうシーンはちょっと暗い場面が多いかも。
もじゃお
まとめるとアウトカメラ自体は単体で見ると別に悪くないけど、
インカメラがスゴい事もあって、そことの落差が気になるって感じですな。
インカメラがスゴい事もあって、そことの落差が気になるって感じですな。
Wi-Fiは2.4GHz帯にしか対応してない
私の環境では特に問題ないというか「2.4GHz帯にしか対応してないワリにはつかみが良いな」って感じなんですけど、
マンションやアパートみたいな狭い範囲に複数のAPがあって、電波が輻輳しがちな環境では、5.2GHz帯に対応していると2電波の輻輳を避けて快適に利用できるので、「できれば対応して欲しかった」てな具合ですな。
充電ポートはmicroUSB-TypeB
別にこれだから悪いって言う訳では無いんですけど、
利便性が高い事からこれからは確実にmicroUSB-TypeCが主流になっていくし、microUSB-TypeC対応している周辺機器も増えてきているので、「できればmicroUSB-TypeCにしてほしかったなぁ」というのが正直なところ。
付属のTPUケースを着けると本体の電源/音量ボタンがロコツに押し難くなる。
△うっかりサイドボタンが無い面を撮っちゃった画像
まあコレに関してはオマケなので「同梱してくれてありがとう」というべき所だと思うんですけど、付属のTPUケースは柔らかい素材感で、且つサイドボタンを覆うタイプのモノなので、本体の電源/音量ボタンが押し難くなります。
もじゃお
もう少し具体的に言うと、ケースが柔らかいのと本体のボタンが薄い事が相まってクリック感が弱まった結果、押せてるのかどうか分かりにくくなる。って感じですな。
一応良いところも言っておくと、このTPUケースの内側にはごく細かなポツポツとした加工が施されているので、安物のTPUケースにアリガチな虹色の縞模様が内側に浮き上がる事はありません。
マニュアル(説明書)は無いみたいなモン。
パッケージに同梱されている説明書は、SIMカード・microSDカードの挿し方,充電方法,本体の各部名称と、取り扱い上の注意が書いてあるだけの、マジで簡易的なマニュアルで、且つ、
今日(2017年9月27日)現在の時点では日本語版の詳細マニュアルも無いので、「よく使う機能の便利な呼び出し方」とか「標準で利用できる便利機能」みたいな事は英語版のマニュアルを見ないと分かんない感じ。
NFC機能が搭載されていない
NFC機能に関しては最近対応している周辺機器も増えてきていて、
あると「スマートフォンと何かを連携させて使う」際,確実に便利なので、これからの事を考えると搭載して欲しかったなぁという感じ。
良いところ
画面がキレイ
ディスプレイはフルHDの有機ELで「目の覚めるような」とまでは言いませんが、自然な鮮やかさでキレイです。
特に黒色がスゴく黒いので3、全体的に締まって見えます。
また、表面のガラスと描画部分のスキマが少ない事もあって、写真を表示するとまるで画面に印刷してあるコールドモックのようなクッキリ感がありますな。
指紋センサーの使い勝手はなかなか良い。
認証の成功率も高いし、読み取り自体が速いから失敗してもタイムロスが少ないです。
この位の速度と精度があれば同じ指で複数回指紋を登録しなくてもぜんぜん平気って感じですな。
ただ、親指だと大体8割くらいの確率で認証に成功するんですけど、
何故か人差し指だと全然認証してくれない(成功率3割くらい)のは謎。
Always-on Panel機能は地味に便利。
Always-on Panel機能とは、スマートフォンがスタンバイ状態4でも、日付と時刻を画面上に表示する機能。
画面リフレッシュのタイミングによって、実際の時刻から1~3分ほど遅れて表示されるんですが、その都度電源ボタンを押したり指紋センサーに触れたりしなくても、画面を見るだけで時刻が分かるので地味に便利ですな。
バッテリーの消費に関しては、利用してる感覚として「確かに使わないよりは使った方が消費が多いけど、そんなにメチャクチャ消費する訳じゃない」てな感じなので、時刻を知るためにスマホをチェックする事が多い人はこの機能で得られる利便の方が勝つと思います。
本体は画面の大きさを考えるとだいぶ軽い。
本体は約147gと、「画面サイズを考えると結構軽い部類」という程度なんですけど、
実際手にしてみると本体の薄さもあってか、「意外なほど軽い」と感じました。
2017年9月30日追記:実際に計ってみると142gでした。
動作はサクサク
まだ使い始めたばかりだから、という理由も大いにあると思いますが、
ブラウジングやゲーム,カメラでの撮影,その他アプリを使う際に待たされる時間が少なく、サクサク軽快に動作しています。
ゲームの快適性については下の段でもう少し詳しく書いています
インカメラがスゴい
△インカメラの撮影オプションはこんな感じ。
インカメラはロコツに良くて、何も考えないで撮ってもキレイに撮せます。
アウトカメラとは画角が違うんだけど、被写体が近距離5にあるならインカメラで撮った方が明るくパキッとした写真が撮れる感じ。
また、アウトカメラ・インカメラ共に4K30fps/フルHD60fpsの動画を撮影できるのも良いところ。
カメラはAF合焦時に音が鳴らないタイプ(うれしい)
カメラはアウトカメラ・インカメラ共にAF合焦時に音がしないタイプです。
シャッター音もけっこう静かなので、その辺でハトを撮っても逃げられなくて宜しい。
もう少し真面目に言うと、ちょっと良いご飯とかを食べる時に料理を撮影してもシャッター音で気まずくならなくて良いですな。
放熱性はなかなか宜しい。
カメラを10分ほど起動していたら本体背面上部が「おっ熱くなってるな」って思う程度に発熱していたんですけど、カメラを終了して2分くらい放置していたら、もう人肌よりも冷たい。という状態になっていたので放熱性は高いと思いました。
スピーカーの音質
本体のスピーカーはモノラルなので、「オマケ程度かな?」とか思ってたんですが、意外とボヤケの少ないハッキリした音のモノでした。
(たぶん)高音と低音を増し気味にして聞き取りやすくする「アウトドアモード」もオプションにて選択できます。
また、細かい事なんですけど最小音量がかなり小さいのも良かった点ですな。
ゲーム目的での使い勝手とか快適性
ゲームプレイに関しては、「けっこう快適」ってな感じですな。
参考までにやってるゲームと快適さを書いていくと、
アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ(デレステ)
△最近のイベントライブの演出は凝ってて良い。
3D標準で快適に遊べる。
3D標準,効果音あり,難易度Proの設定で7回連続プレイしても特に熱ダレやカクツキは感じませんでした。
ただ、3Dリッチにすると譜面が込み入るシーンでカクカクするので、絶対性能はそれほど高くない感じ。
ちょっと話は脱線しちゃうんですけど、久々に3D且つ効果音オンでプレイしたら「デレステおもしろいなー」って思いましたわ。
アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ(ミリシタ)
3D標準で快適に遊べる。
3D標準,効果音あり,6MXの設定で5回連続プレイしても特に熱ダレやカクツキは感じませんでした。
ただ、私は連続上フリックが苦手すぎて全然フルコンボできないので、フリック抜けとかは分からないです。
The Trail
グラフィックスのクオリティ:3
音楽:オン
SFX:オン
上記の設定で快適に遊べる。
The Trailはビミョウに端末への負荷が高いのか、以前の端末では10分もプレイしていると「このまま無限に温度が上昇するのでは?」と思うくらい熱くなって、
動作もカクカクしてたんですけど、Selfie Proは金属筐体のご利益もあってか30分くらいプレイしていてもゼンゼン平気ですな。
もっと設定を上げても大丈夫そうな印象。
グランブルーファンタジー
まあまあ快適。
演出設定:通常
画質設定:標準
上記の設定でまあまあ快適に遊べる。
「デスクトップPCでプレイしている時と同様の快適性」とは言えませんが、
通常のバトル・マルチバトル共に引っかかり感というかモタつき感が少なく、普通にプレイできます。
ただ、アサルトタイム時のマルチバトルではビミョウに引っかかり感があって、
仲間に追い越される事もあるので、その辺は軽量モードにしてプレイした方が良いかも。
あと、何でか分からないんですけど、スタンプ表示をONにしていてもスタンプが表示されないです。
崩壊3rd
快適にプレイできる。
画質:4(最高設定)
最高設定で快適にプレイできる。
最近遊び始めたばっかりなんですけど、グラフィックはキレイだし
アクションはスムーズだし、で「スマホのゲームも進化してるなー」って思いました。
まだ、敵が過密するような状態になるまで進んでいないからだとは思いますが、最高設定でも快適にプレイできます。
ベンチマークのスコアとか
ベンチマークに関しては、アプリをだいぶ入れてからやったので、
まっさらな状態と比べるとスコアが低く出てると思うんですけど、Antutuで計ったら、
総合66238
3D:13306
UX:25738
CPU:21599
RAM:5595
という具合でした。
私はスマホのベンチマークが分からないマンなので、
このスコアがどんなモンなのか?って言うのは分かんないです。
ZenFone 4 Selfie Proを使った感想のまとめ
ASUSTek
¥19,800
(2024/11/21 18:50:19時点 Amazon調べ-詳細)
てな訳で、今回はASUSのZenFone 4 Selfie Proを軽く使ったレビューというか感想を書いてみた次第。
ザックリ印象をまとめると、
快適に使うために必要な性能を満たしていて、それでもまだ充分に余力を残しているような感じ。
また、この価格帯では珍しい鮮やかな有機ELディスプレイとか、やたらキレイに取れるデュアルレンズのインカメラみたいな、
アドバンテージとなる機能が搭載されている事もあり、「ちょうど良いより、ちょっと良い」くらいの所に位置する、なかなか優れた機種だと思います。
ただ、コレを買おうと思っている人はちょっと気にした方が良い点としては、
- Wi-Fiは2.4GHz帯のみ
- 充電ポートはmicroUSB-Type B
- NFC非搭載
という所が挙げられますな。
Wi-Fiが2.4GHz帯のみの対応になっているのは、電波が輻輳しがちな環境だとちょっとキビシイだろうし、
NFC非搭載って言うのは対応機器を使っている人からすると不便に感じると思いますし。
あと、充電ポートがmicroUSB-Type Bなのは、今までType Cとかライトニングとかクレードルみたいな,
端子の向きを気にしなくても良い方法で充電してた人にとっては結構めんどうだと思います。
逆に言うと上に挙げた3つの点が気にならないなら、
その他の機能や性能,価格のバランスは優れているので買って後悔する事はたぶん無いと思いますぞ。
2018年12月2日追記:また、概要の段にも書きましたが価格改定があり、現時点では29,800円前後で買えるようになっているので、更にコストパフォーマンスが良い端末になった印象がありますわ。
敬具
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