今回は、今まで使っていたUSB充電器がコイル鳴きするようになったから、新たにちょっと良いUSB充電器のAnker PowerPort 2 Eliteを買ってみたら良かったという話です。
Anker PowerPort 2 Eliteを買った経緯をカンタンに書いておきますと、今まで使っていたUSB充電器がコイル鳴きするようになったから、ソレの代わりとして新たに購入した。という具合。
コイル鳴きとは何か? というのをザックリ説明すると、通電時や負荷を掛けたときにメチャクチャ小くキーン…みたいな音がする現象の事で、
音がする以外は(たぶん)問題とかはないんですけど、今まで何の音もしていなかったのが急に鳴るようになったからビミョウに気になっちゃったので、買い換えた次第。
Amazon:Anker PowerPort 2 Elite
今回買ったのはAnkerの「PowerPort 2 Elite」というモノ。
製品名の読み方は「パワーポート ツー エリート」かな。
モバイルバッテリーで有名なAnkerのUSB充電器で、(たぶん)2017年に発売されたモノですな。
特徴をザックリ言うと、デバイスに合わせて出力電流を調整する「Power IQ」機能やケーブルの抵抗を検知して出力電圧を調節する「VoltageBoost」機能、サージ保護機能やショート防止,過熱防止機能等の安全性を高める機能が搭載されていて、素早く安全に充電できるUSB充電器。って感じですな。
Amazon:Anker Nano II 45W
「極限まで速く充電したい」という方は、充電器側のポートもUSB Type-Cになっていて、「USB-PD」という規格に対応している充電器を選ぶのがオススメです。
15以前のiPhoneだと「USB-C to ライトニングケーブル」というケーブルも合わせて調達する必要がありますが、バリバリに速く充電できます。
△パッケージの内容
パッケージの内容は、製品本体/取り扱い説明書/「もしサポートが必要だったらココに連絡してね」的な事が書いてあるカード
という具合。充電に使うケーブルは付属しないので、スマホ等の本体を買ったときに付属するモノを使うか、別途購入する必要があります。
Amazon:Anker PowerLine
この機種にはケーブルの電気抵抗を検知して出力電圧を調節する「VoltageBoost」機能が搭載されているので、充電器の性能をフルに活かしたいなら「PowerLine」等,Ankerのケーブルを買って使うのが良いと思いますぞ。
△充電器本体
充電器本体はこんな感じ。
サイズ感としては小さめのおにぎりくらい。見ての通り2口のUSB-AC充電器で同時に2台のデバイスを充電する事ができます。
△コンセントに挿すプラグは折りたたみ式
背面のプラグは折りたたみ式なので、カバンの中に入れてもジャマにならない感じ。
また、ちょうどそのプラグ部分を側面から補強するデザインになっているのも、耐久性の観点から見ると良いですな。
Amazon:Anker PowerPort 2 Elite
いつもはココで製品を使っていて感じた、良いところとビミョウなところを箇条書きにして紹介していくんだけど、この製品に関しては機能が「速く充電できる」というシンプルなモノなので、いきなり感想のまとめに入ってしまいますが「良い」です。
(当然かも知れませんが)コイル鳴きは無いし、ワザワザ端末毎に専用の充電器を用意しなくてもコレとソコソコのケーブルさえ持っていれば、無印ZenFone 41の様なごく一部の特殊な機種を除いて、専用の充電器と同等か、若しくはそれ以上の速度で充電できるのが良いですな。
Amazon:Anker Nano II 45W
最初にチョロッと書いたとおり、USB-PDに対応した出力が高い製品を使うと、iPhone付属充電器の倍以上の速度で充電できます。
45分でバッテリー残量0%の状態から75%まで充電できたりするので「極限まで速く充電したい」という方にはUSB-PDに対応していて、且つ出力が30W以上ある充電器を選ぶのがオススメですぞ。
AnkerのPowerPort 2には幾つかのバリエーションモデルがあって、それぞれ性能や仕様がビミョウに違うんですけど、ソレがちょっと解りにくいのでココでザッと解説しておきます。
今回感想を書いた製品。
Anker独自の高速充電技術の「Power IQ」や「VoltageBoost」機能を搭載していて、合計最大24Wの出力に対応しているUSB充電器。
Anker独自の高速充電技術の「Power IQ」や「VoltageBoost」機能を搭載していて、合計最大12Wの出力に対応しているUSB充電器。
(Eliteと比べると)最大出力が低い代わりに、より小型軽量になったモデル。
価格も安いんですけど、より高い出力を受け付けることで充電速度を高めたデバイスが増えた2020年現在の充電環境を考えると、2台同時にフルスピードで充電するには少し力不足感が否めない感じですな。
Anker独自の高速充電技術の「Power IQ」や「VoltageBoost」機能の他にも、Qualcomm(クアルコム)が策定した高速充電技術の「QuickCharge」(クイックチャージ)に対応した、合計最大39.5W出力のUSB充電器。
QuickChargeはスマホのチップセットメーカーであるQualcommが策定した高速充電の規格で、日本では「急速充電」って言われているヤツ。
Qualcommのチップセット,もっとハッキリ言うとSnapdragon(スナップドラゴン)を搭載しているスマホなら大抵の場合対応しているので、実質的にはHUAWEIとApple以外のほぼ全てのスマホで素早く充電できる。
Anker独自の高速充電技術の「Power IQ」や「VoltageBoost」機能の他にも、USB TypeーCを使った高速充電技術の「USB Power Delivery」(USB PD)に対応した、合計最大30Wの出力のUSB充電器。
USB PDは「USB Type-Cを色んな製品の電源として使えるようにしようぜ!」という流れで策定された規格で、規格上は100Wまで出力できるらしいんだけど、今(2018年)の所は発熱とか安全性の面で余裕を持たせるためにパソコンの充電でも45W程度での給電になってる。
電力の要求が高いデバイスにも使えるように規格が作られている事もあって、対応している機器ならバリバリに速く充電できる。
ただ、(そりゃそうだって話かも知れませんが)USB PDに対応しているノートPCやタブレットPCなら、殆どの場合その製品に同梱されている充電器を使った方が速いし安全。
実はiPhone 8とかiPhone XもUSB PDに対応していて、別売りの「USB PD対応のLightningケーブル」と組み合わせると現状最速で充電できるんだけど、そのケーブルがかなり高い2ので、ワリと玄人向けな印象。
目次
PowerPort 2 Eliteを買った経緯とか(読み飛ばしてOK)
Anker PowerPort 2 Eliteを買った経緯をカンタンに書いておきますと、今まで使っていたUSB充電器がコイル鳴きするようになったから、ソレの代わりとして新たに購入した。という具合。
コイル鳴きとは何か? というのをザックリ説明すると、通電時や負荷を掛けたときにメチャクチャ小くキーン…みたいな音がする現象の事で、
音がする以外は(たぶん)問題とかはないんですけど、今まで何の音もしていなかったのが急に鳴るようになったからビミョウに気になっちゃったので、買い換えた次第。
Anker PowerPort 2 Eliteの概要
Anker
¥1,790
(2024/11/21 07:09:18時点 Amazon調べ-詳細)
Amazon:Anker PowerPort 2 Elite
今回買ったのはAnkerの「PowerPort 2 Elite」というモノ。
製品名の読み方は「パワーポート ツー エリート」かな。
モバイルバッテリーで有名なAnkerのUSB充電器で、(たぶん)2017年に発売されたモノですな。
特徴をザックリ言うと、デバイスに合わせて出力電流を調整する「Power IQ」機能やケーブルの抵抗を検知して出力電圧を調節する「VoltageBoost」機能、サージ保護機能やショート防止,過熱防止機能等の安全性を高める機能が搭載されていて、素早く安全に充電できるUSB充電器。って感じですな。
私が買った時の価格は1,899円でした。
本体のカラーは黒と白がありますが、白色のモノを選んだ次第。
本体のカラーは黒と白がありますが、白色のモノを選んだ次第。
2024年3月7日追記:充電速度を追求するならUSB-PDに対応した充電器がオススメです。
Amazon:Anker Nano II 45W
「極限まで速く充電したい」という方は、充電器側のポートもUSB Type-Cになっていて、「USB-PD」という規格に対応している充電器を選ぶのがオススメです。
15以前のiPhoneだと「USB-C to ライトニングケーブル」というケーブルも合わせて調達する必要がありますが、バリバリに速く充電できます。
PowerPort 2 Eliteのパッケージ内容とか
△パッケージの内容
パッケージの内容は、製品本体/取り扱い説明書/「もしサポートが必要だったらココに連絡してね」的な事が書いてあるカード
という具合。充電に使うケーブルは付属しないので、スマホ等の本体を買ったときに付属するモノを使うか、別途購入する必要があります。
Anker
¥740
(2024/11/21 07:09:19時点 Amazon調べ-詳細)
Amazon:Anker PowerLine
この機種にはケーブルの電気抵抗を検知して出力電圧を調節する「VoltageBoost」機能が搭載されているので、充電器の性能をフルに活かしたいなら「PowerLine」等,Ankerのケーブルを買って使うのが良いと思いますぞ。
△充電器本体
充電器本体はこんな感じ。
サイズ感としては小さめのおにぎりくらい。見ての通り2口のUSB-AC充電器で同時に2台のデバイスを充電する事ができます。
また、「IQ」の文字の上にはLEDランプがありますが、「通電しているコンセントに挿していますよ」っていうサインでしかないので、正直あまり役に立たない感じ。
△コンセントに挿すプラグは折りたたみ式
背面のプラグは折りたたみ式なので、カバンの中に入れてもジャマにならない感じ。
また、ちょうどそのプラグ部分を側面から補強するデザインになっているのも、耐久性の観点から見ると良いですな。
いきなりPowerPort 2 Eliteを使った感想のまとめとか
Anker
¥1,790
(2024/11/21 07:09:18時点 Amazon調べ-詳細)
Amazon:Anker PowerPort 2 Elite
いつもはココで製品を使っていて感じた、良いところとビミョウなところを箇条書きにして紹介していくんだけど、この製品に関しては機能が「速く充電できる」というシンプルなモノなので、いきなり感想のまとめに入ってしまいますが「良い」です。
(当然かも知れませんが)コイル鳴きは無いし、ワザワザ端末毎に専用の充電器を用意しなくてもコレとソコソコのケーブルさえ持っていれば、無印ZenFone 41の様なごく一部の特殊な機種を除いて、専用の充電器と同等か、若しくはそれ以上の速度で充電できるのが良いですな。
Amazon:Anker Nano II 45W
最初にチョロッと書いたとおり、USB-PDに対応した出力が高い製品を使うと、iPhone付属充電器の倍以上の速度で充電できます。
45分でバッテリー残量0%の状態から75%まで充電できたりするので「極限まで速く充電したい」という方にはUSB-PDに対応していて、且つ出力が30W以上ある充電器を選ぶのがオススメですぞ。
以上でこの記事はおしまいです。
この記事が役に立ったり、参考になったりした場合は、ブログやTwitter・Facebookなどで興味がありそうな方にこの記事を紹介してくださると、とても嬉しいです。ぜひよろしくお願いいたします。
また、なんだかんだ毎日使う事になるUSB充電器をちょっと良いモノにしたら、日々の暮らしが若干快適になったので、
2018年に買って良かったモノの中でも上位に入っています。
2018年に買って良かったモノの中でも上位に入っています。
・オマケ PowerPort 2シリーズの違いとか
AnkerのPowerPort 2には幾つかのバリエーションモデルがあって、それぞれ性能や仕様がビミョウに違うんですけど、ソレがちょっと解りにくいのでココでザッと解説しておきます。
Anker PowerPort 2 Elite
Anker
¥1,790
(2024/11/21 07:09:18時点 Amazon調べ-詳細)
今回感想を書いた製品。
Anker独自の高速充電技術の「Power IQ」や「VoltageBoost」機能を搭載していて、合計最大24Wの出力に対応しているUSB充電器。
Anker PowerPort 2 Eco
Anker PowerPort 2 Eco (12W 2ポート USB急速充電器) 【PSE認証済/折りたたみ式プラグ/PowerIQ & BoltageBoost】iPhone/iPad/MacBook/Android 各種対応 (ホワイト)
Anker
Anker独自の高速充電技術の「Power IQ」や「VoltageBoost」機能を搭載していて、合計最大12Wの出力に対応しているUSB充電器。
(Eliteと比べると)最大出力が低い代わりに、より小型軽量になったモデル。
価格も安いんですけど、より高い出力を受け付けることで充電速度を高めたデバイスが増えた2020年現在の充電環境を考えると、2台同時にフルスピードで充電するには少し力不足感が否めない感じですな。
Anker PowerPort Speed 2
Anker
¥2,980
(2024/11/21 07:09:19時点 Amazon調べ-詳細)
Anker独自の高速充電技術の「Power IQ」や「VoltageBoost」機能の他にも、Qualcomm(クアルコム)が策定した高速充電技術の「QuickCharge」(クイックチャージ)に対応した、合計最大39.5W出力のUSB充電器。
QuickChargeはスマホのチップセットメーカーであるQualcommが策定した高速充電の規格で、日本では「急速充電」って言われているヤツ。
Qualcommのチップセット,もっとハッキリ言うとSnapdragon(スナップドラゴン)を搭載しているスマホなら大抵の場合対応しているので、実質的にはHUAWEIとApple以外のほぼ全てのスマホで素早く充電できる。
Anker PowerPort 2 PD
Anker独自の高速充電技術の「Power IQ」や「VoltageBoost」機能の他にも、USB TypeーCを使った高速充電技術の「USB Power Delivery」(USB PD)に対応した、合計最大30Wの出力のUSB充電器。
USB PDは「USB Type-Cを色んな製品の電源として使えるようにしようぜ!」という流れで策定された規格で、規格上は100Wまで出力できるらしいんだけど、今(2018年)の所は発熱とか安全性の面で余裕を持たせるためにパソコンの充電でも45W程度での給電になってる。
電力の要求が高いデバイスにも使えるように規格が作られている事もあって、対応している機器ならバリバリに速く充電できる。
ただ、(そりゃそうだって話かも知れませんが)USB PDに対応しているノートPCやタブレットPCなら、殆どの場合その製品に同梱されている充電器を使った方が速いし安全。
実はiPhone 8とかiPhone XもUSB PDに対応していて、別売りの「USB PD対応のLightningケーブル」と組み合わせると現状最速で充電できるんだけど、そのケーブルがかなり高い2ので、ワリと玄人向けな印象。
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