12月に入って寒さが本格的に強まってきたので、
Zippoのハンディーウォーマーを使おうと出してみたら
表面がすんごい曇っていたよという話しです。
本文の方にはちゃんと磨いた後の写真と
今さらながらではありますが簡単な感想を書いています。
初めにZIPPOハンディーウォーマーはどんなモノか?。という事についてサラッと説明しますと、
ライターオイルもしくは専用のベンジンを注入して使う,暖を取るためのポータブルな燃料式熱源。
まあつまりは燃料式の繰り返し使えるタイプのカイロです。
燃料式のカイロと言ってもカイロの中で燃料が燃えている訳ではなく、
気化した燃料が触媒のプラチナと反応したときの熱をカイロとして使う物で
この仕組みを利用するタイプのカイロ全般を「ハクキンカイロ」と呼んだりします。
また、「ハクキンカイロ」は燃料式カイロの(たぶん)元祖となる製品を開発した
ハクキンカイロというメーカーが出している製品の名前でもあり、
ZIPPOのハンディーウォーマーもそのハクキンカイロ社のOEM的な製品となっています。
燃料式のカイロはどれも大体同じような使い方だと思いますが
いちおうZIPPO ハンディーウォーマーの使い方を書いておくと、
という感じです。
微妙に注意する必要があるのは最初に使うときで、
新品の場合、燃料タンク内の綿がタンクの口の辺りまで膨らんできているので
綿を押し込み綿と火口の間に5~6ミリ程の隙間を作る必要があります。
(この作業をしないで使うと超確率で燃料をこぼすし、
こぼさずに燃料を入れる事ができてもカイロとして使うとヌルい)
それ以外は燃料をこぼさないようにしてれば大体OKって感じです。
燃料についてはZippoオイルとカイロ用ベンジンのどちらかを使う事になるんですけど、コストパフォーマンスと空になった容器の捨てやすさの関係上、カイロ用ベンジンを使うのがオススメ。
カイロ用ベンジンはハクキンカイロ公式の専用ベンジンがあったんですけど、(たぶん)生産完了していて入手できない状態です。
幸い公式が指定する「エビスベンジン」や「NTベンジン」があるので、そのどちらかから選べば宜しいかと思います。
・ちゃんと磨いた後の写真と簡単な感想とか


かなり曇っていたけどシャツで拭いたら映り込みに困るくらいピカピカになった
このZIPPO ハンディーウォーマーを使ってみて思った事は、
最初にイマイチというか、少し不便だなーと感じた所挙げると、
カイロの熱を作る為に反応させる時、火が必要になるという点。
カイロをずっとポケットに入れて使うなら心配ないんですが、
ポケットからカイロを出したりした時に温度が下がりすぎてしまうと
燃料が残っていても鎮火しちゃいます。
熱を復活させるためにはライターとかマッチの火で火口を3~5秒ほど熱する必要があり、
ライターやマッチが無い状況で鎮火してしまうと打つ手が無い。
みたいな感じになっちゃいますので、その辺は注意が必要な感じですな。
次に、良いところを挙げると、「熱量がスゴイ」ってこと。寒い地域で暮らしている方や
冷え性の方には分かってもらえると思うんですけど、
本気で寒い屋外に居る時とか、手や足先が冷えてると状態だと
普通の使い捨てカイロじゃ(カイロの熱が)外気温とか手足の冷たさに負けて、
全然太刀打ち出来ないんですな。
その点このZIPPO ハンディーウォーマーはかなりイケててますな。
カイロの温度が上がり始めてる時はデリケートですけど、
温度が安定すると本当にしっかりしていて、-15度とかのどうしようも無く寒い屋外に居ても
ポケットに入れていると全然余裕で暖かいです。
冷えた手で暫く(20秒ほど)握っても熱が無くならなかったので、
(1分くらい握ってたら鎮火しかけましたが)
「そうとう大した物だな」と思いました。
また、繰り返し使えてゴミが少ないのも地味に良い点です。
使い捨てカイロだと(包装のビニールは簡単に資源ゴミに出せるから良いとして)
使い終わったカイロ本体が微妙に捨てにくいんですけど、
ZIPPO ハンディーウォーマーは燃料式なので、
微妙に捨てにくいゴミは(燃料缶しか)発生しません。
燃料缶も結構長期間(毎日使って2週間半~3週間くらい)カイロを使わないと
空にならないので、「微妙に捨てにくいけど、潰せば小さくなるしまあ良いか」
という感じです。
私はライターオイルをカイロの燃料にしているので
燃料缶という微妙に捨てにくいゴミになりますが、
専用のベンジンを燃料にすれば容器は樹脂のボトルなので空になっても捨てやすいです。
そんな訳で今回は引っ張り出してきたZippo ハンディーウォーマーを磨きがてら、ついでにしばらく使ってみた感想を書いてみた次第。
上の段で書いたようにライターが無い状況で鎮火したら打つ手が無かったりもするんですけど、熱量がスゴくて、スタミナもガッツリあるので、寒い地域や環境で使うならけっこうオススメ。
使い始める際に燃料を入れて触媒を熱するっていう、一手間掛かるところも
「ちょっとほっこりするアナログ的な良さ」を感じて愛着を持てるので、
なかなか良いですぞ。敬具
Zippoのハンディーウォーマーを使おうと出してみたら
表面がすんごい曇っていたよという話しです。
本文の方にはちゃんと磨いた後の写真と
今さらながらではありますが簡単な感想を書いています。
目次 [目次を開く]
Zippoハンディーウォーマーの簡単な説明とか
初めにZIPPOハンディーウォーマーはどんなモノか?。という事についてサラッと説明しますと、
ライターオイルもしくは専用のベンジンを注入して使う,暖を取るためのポータブルな燃料式熱源。
まあつまりは燃料式の繰り返し使えるタイプのカイロです。
燃料式のカイロと言ってもカイロの中で燃料が燃えている訳ではなく、
気化した燃料が触媒のプラチナと反応したときの熱をカイロとして使う物で
この仕組みを利用するタイプのカイロ全般を「ハクキンカイロ」と呼んだりします。
ハクキンカイロ
¥3,933
(2025/04/07 20:36:17時点 Amazon調べ-詳細)
また、「ハクキンカイロ」は燃料式カイロの(たぶん)元祖となる製品を開発した
ハクキンカイロというメーカーが出している製品の名前でもあり、
ZIPPOのハンディーウォーマーもそのハクキンカイロ社のOEM的な製品となっています。
・ZIPPO ハンディーウォーマーの簡単な使い方とか
燃料式のカイロはどれも大体同じような使い方だと思いますが
いちおうZIPPO ハンディーウォーマーの使い方を書いておくと、
- キャップと火口を外して燃料タンクを開ける
- 燃料を付属の注入用カップに規定量入れる
- 燃料を注入用カップからカイロの燃料タンクに注ぐ
- 燃料タンク以外の場所にこぼした(垂れた)燃料を拭き取る
- 火口を取り付け、ライターもしくはマッチの火で火口を3~5秒ほど熱する
- キャップをして、付属のフリースっぽい袋に入れる
という感じです。
微妙に注意する必要があるのは最初に使うときで、
新品の場合、燃料タンク内の綿がタンクの口の辺りまで膨らんできているので
綿を押し込み綿と火口の間に5~6ミリ程の隙間を作る必要があります。
(この作業をしないで使うと超確率で燃料をこぼすし、
こぼさずに燃料を入れる事ができてもカイロとして使うとヌルい)
それ以外は燃料をこぼさないようにしてれば大体OKって感じです。
カイロベンジン
¥1,140
(2025/04/07 20:36:18時点 Amazon調べ-詳細)
燃料についてはZippoオイルとカイロ用ベンジンのどちらかを使う事になるんですけど、コストパフォーマンスと空になった容器の捨てやすさの関係上、カイロ用ベンジンを使うのがオススメ。
カイロ用ベンジンはハクキンカイロ公式の専用ベンジンがあったんですけど、(たぶん)生産完了していて入手できない状態です。
幸い公式が指定する「エビスベンジン」や「NTベンジン」があるので、そのどちらかから選べば宜しいかと思います。
・ちゃんと磨いた後の写真と簡単な感想とか


かなり曇っていたけどシャツで拭いたら映り込みに困るくらいピカピカになった
このZIPPO ハンディーウォーマーを使ってみて思った事は、
最初にイマイチというか、少し不便だなーと感じた所挙げると、
カイロの熱を作る為に反応させる時、火が必要になるという点。
カイロをずっとポケットに入れて使うなら心配ないんですが、
ポケットからカイロを出したりした時に温度が下がりすぎてしまうと
燃料が残っていても鎮火しちゃいます。
熱を復活させるためにはライターとかマッチの火で火口を3~5秒ほど熱する必要があり、
ライターやマッチが無い状況で鎮火してしまうと打つ手が無い。
みたいな感じになっちゃいますので、その辺は注意が必要な感じですな。
次に、良いところを挙げると、「熱量がスゴイ」ってこと。寒い地域で暮らしている方や
冷え性の方には分かってもらえると思うんですけど、
本気で寒い屋外に居る時とか、手や足先が冷えてると状態だと
普通の使い捨てカイロじゃ(カイロの熱が)外気温とか手足の冷たさに負けて、
全然太刀打ち出来ないんですな。
その点このZIPPO ハンディーウォーマーはかなりイケててますな。
カイロの温度が上がり始めてる時はデリケートですけど、
温度が安定すると本当にしっかりしていて、-15度とかのどうしようも無く寒い屋外に居ても
ポケットに入れていると全然余裕で暖かいです。
冷えた手で暫く(20秒ほど)握っても熱が無くならなかったので、
(1分くらい握ってたら鎮火しかけましたが)
「そうとう大した物だな」と思いました。
また、繰り返し使えてゴミが少ないのも地味に良い点です。
使い捨てカイロだと(包装のビニールは簡単に資源ゴミに出せるから良いとして)
使い終わったカイロ本体が微妙に捨てにくいんですけど、
ZIPPO ハンディーウォーマーは燃料式なので、
微妙に捨てにくいゴミは(燃料缶しか)発生しません。
燃料缶も結構長期間(毎日使って2週間半~3週間くらい)カイロを使わないと
空にならないので、「微妙に捨てにくいけど、潰せば小さくなるしまあ良いか」
という感じです。
私はライターオイルをカイロの燃料にしているので
燃料缶という微妙に捨てにくいゴミになりますが、
専用のベンジンを燃料にすれば容器は樹脂のボトルなので空になっても捨てやすいです。
・Zippoハンディーウォーマーの感想のまとめとか
そんな訳で今回は引っ張り出してきたZippo ハンディーウォーマーを磨きがてら、ついでにしばらく使ってみた感想を書いてみた次第。
上の段で書いたようにライターが無い状況で鎮火したら打つ手が無かったりもするんですけど、熱量がスゴくて、スタミナもガッツリあるので、寒い地域や環境で使うならけっこうオススメ。
使い始める際に燃料を入れて触媒を熱するっていう、一手間掛かるところも
「ちょっとほっこりするアナログ的な良さ」を感じて愛着を持てるので、
なかなか良いですぞ。敬具