
もう今のスマートフォン(DIGNO M)を使い始めてから2年近く経つ事もあってか、
なんだか最近画面に汚れが付きやすくて、拭いてもなかなか汚れが取れなくなってきたんですな。
(たぶん)画面の表面に施されていたコーティングがハゲたからかな?
と思い、特殊フッ素コーティング剤の「ボナンザ ワンタッチ」というモノを買って試してみた次第です。
目次みたいなやつ
「ボナンザ」はどんなモノか
「ボナンザ」はもともとは釣り具等の表面をコーティング剤で、
摩擦を軽減することですべりを良くしたり、汚れやサビを防止したりといった目的で使われているモノです。
で、簡単に使える手軽さとわかりやすい効果, 量のワリに手頃な価格などの点が受けて釣り具以外の分野,
例えばトラックボールのボールに使ってすべりを良くしたり、
ペンタブの1消しゴム部分に塗って、より少ない摩擦で使えるようにしたり、
画面にコーティングが施されていない激安中華スマホやタブレットの画面をコーティングしたりといった用途でも
(ユーザーの自己責任で)使われていたりするんですな。
そんな訳で(たぶん)コーティングがハゲたスマホの画面にも使えるんじゃないかなーと思って買ってみた次第。
私が買ったのは「ボナンザ ワンタッチ」という乳液タイプのモノで50g入って943円でした。
「ボナンザ ワンタッチ」の使い方とか

モノとしては乳液状の薬剤が入ったグリーンの小瓶。
ボトルが固めで中の乳液の粘度がけっこう高いので、
コーティングしたいモノに直接垂らすというような蛮行はし辛くなっています。
使い方としてはボトルをよく振って中身を混ぜたら、布とかスポンジにピッピッってやって出して、
そこからコーティングしたいモノに塗り広げた後、液が乾ききる前にカラ拭きする。という感じ。
コツっぽい事を書いておくと、カラ拭きはけっこう念入りにやった方が良くて、
カラ拭きした後はしばらく(30分~1時間くらい)触らないで放置すると良いかも。
「ボナンザ ワンタッチ」を使ってみた前後の画像

△「コーティングを行なう前のスマートフォン」
まずは使ってみる前に現状を見せておこうと思って写真を撮ってみたんですけど、
なんか普通にキレイに見えちゃってますな。(実際は指紋がかなり付いてる状態)

△角度をつけてちょっとわかりやすくした状態
角度をつけたらわかりやすくなるかな? と思ってやってみたけど、
そんなに汚れが目立たないかも。謎。

△コーティング後のスマートフォン
上の画像はコーティング後のモノなんですけど、
見た目上は全然違いがわからないですな。

△角度をつけた状態
頑張って違いを見いだそうとしても、画面上部に映り込んでいる撮影ボックスの天井が
ビミョウにくっきりしてるくらいなモンですな。

△コーティング前後の比較画像
一応比較画像も作ってみたんですけど、やっぱり見た目的には違いがわかんない感じ。
「ボナンザ ワンタッチ」を使ってみた感想
見た目的には上の段の画像でもわかるとおり、全然違いが無かったんですけど、
触ってみた感触を言うと「かなりなめらか」になりました。
「すべすべ」というか、「ヌルヌル」というか、どう表現して良いかわからないんですけど、
スマートフォンを買った直後みたいな「なめらかさ」が復活した感じ。
また、汚れも今までは7~8拭きはしないとキレイにならなかったのが、
コーティング後は4~5拭きでスキッとキレイになります。
感想のまとめとか
そんな訳で「ボナンザ ワンタッチ」を使ってみた感想をザックリまとめると、
画面の触り心地が良くなったし、汚れも取れやすくなったから、「なかなか良いのではないか」という感じですわ。
実は同じ「ボナンザ」から「マルチリキッド【タッチパネル用】」という、クリーニング機能もあるスマートフォン向けのコーティング剤が出てるんで、スマートフォンとかの画面専用として使いたいならそちらの方が良いかと。
(私は間違えて「ボナンザ ワンタッチ」を買ったんだけど、そのまま使ってみたら案外良かった)

もじゃお
あと、注意点としては新品とか、使い始めてからそんなに月日が経っていないスマートフォンだと、既に「耐指紋」とか「発油」の機能を持った「良いコーティング」が施されていると思うので、使ってもあんまり効果は無いんじゃないかなあ。と思いますわ。
- ペンのお尻にある固いプラスチックの [↩]