今回はキーボードにこだわってみるとタイピングというか文字入力が楽しくなって良いよ。
そしてキーボードの中では趣味性と実用性,あとは価格のバランスが優れていて色んな製品があるメカニカルキーボードが良いですぞ。っていう話です。
△メカニカルキーボードでは「Majestouch(まじぇすたっち)」系が定番だけど、
△海外製品に目を向ければコンパクト+左右分離+RGBバックライト搭載なんてモノもある。
まずはじめににメカニカルキーボードはどんなキーボードか?という事についてザックリ書いておくと、
△キートップの下にこういうスイッチがあるヤツ
各キーの下に個別のスイッチが搭載されているキーボードです。
打鍵感がシッカリしているので入力の確実性が高くて、スイッチ内の機構によりキーの返りが調整されているので指が疲れにくいです。また、スイッチにはいくつかの種類があって、その種類によって打つのに必要な力や打った時の感触が違います。
スイッチの種類についてもう少し詳しく書いておくと、
メカニカルキーボードのスイッチは種類によって色が変えられていて、その色を目印に「○○軸」という感じで表現されています。
そのスイッチの名前と特徴をザッと見ていくと
みたいな感じですな。
一応他の形式のキーボードについても書いておくと,
メンブレン式,パンタグラフ式,無接点(静電容量)式のモノがあって、それぞれの特徴を挙げていくと、
現状最も数が出ている形式のキーボード。
2枚の接点を付けたシートの間に穴の開いた絶縁シートが挟まっていて、キーを押すと接点が触れて認識されるタイプ。
シートの素材はゴムやシリコンでできているので、キーを深く押し込むと反発力が上がる。ショボいモノだとキーを打つ際に必要となる力がバラバラだったり、効きが悪いリモコンみたいな感じで、キーの中心を射貫くように打たないと入力できない事がある。良いモノだと静かに打てて且つ疲れにくいので、バランスが取れている印象。
また、量産しやすい構造なのでそこそこ良いモノでも価格が安いことが多い。
ちなみに上に挙げているキーボードは「良いメンブレン式のキーボード」です。
電車のパンタグラフに似た機構のスイッチを搭載したキーボード。
ラバードームと組み合わせて作られてるモノが多い。メンブレンと比べてキーの端で押下してもちゃんと入力されやすい。構造上他の形式のモノよりも薄型化しやすいのでワリと多くのノートPCがこの形式を採用している。
ショボいモノだとギシギシする感じはあるけど、製品として単体で販売されているモノはちょっと高い代わりシッカリしている印象。また、キーストロークが浅いので、入力に必要な押下圧とは関係なく速く認識される感じがする。
静電容量の差を利用して入力を認識するタイプのキーボード。
接点が無いので耐久性が非常に高く、チャタリングが起きない。各キーの下にバネとラバードームが設置されていて、その反発力によってキーを打つ時の重さを設定している。そのため「力が強い人差し指が担当するキーは重く、力が弱い小指側のキーは軽い」というような調整がされているモデルもある。
また、キーの返りもスイッチ内の機構で調整されているので指が疲れにくい。構造的に高い工作精度が必要なので、高級品しかない。
という感じ。
ザックリ耐久性と疲れにくさで並べると、
無接点(静電容量)(というかリアルフォース)>良いメカニカル⇔スゴく良いメンブレン>メカニカル⇔良いパンタグラフ⇔良いメンブレン>パンタグラフ>メンブレン
みたいな感じなんですけど、メカニカルキーボードは打鍵感やタイピング音などがスイッチの種類によって違って、それがまた打つ時の楽しさに繋がっているので実用品としてはもちろんアリだし、趣味性が高い道具としても魅力的で、「良い…」って思う。
最初に真面目なことを言うと耐久性が高いとかのメリットは色々とあるんですけど、個人的にはキーを打った瞬間に音や感触でのフィードバックがあって、それが他の形式のキーボードよりもハデだから、キーを打つのが楽しくなるっていうのが一番大きいと思いますわ。
そんな訳でメカニカルキーボードの良いところと悪いところを細かく書いていくと、
最近は中国系のメーカーが多く参入してきているので、だいぶ安くなってはいるんですけど、それでも他の形式のキーボードと比べると全体的に価格が高いですな。
例えば私が使っている「RACE75」というキーボードは当時のコンパクトなメカニカルキーボードにしては珍しくLEDバックライトが搭載されているモノなんですけど、購入時は8,000円くらいしました。
後になってわかったんですけど8,000円っていう価格はキーボード大好きマンの間ではそんなに高くない方なんですが、それでもやっぱり「キーボードに8,000円かー」って感じで、しばらく悩みましたね。
私の場合はこの「RACE75」で良いキーボード探しの旅が完結したので、それで良かったんですけど、「良い…でももっと良いキーボードがあるのでは?」とか考えちゃうとたぶんヤバいですな。
そんな訳で今回はメカニカルキーボードを使うと楽しいよ。っていう話しでした。他の形式のキーボードと比べるとちょっと高いんですけど、よっぽどひどいモノにあたらない限り長い期間快適に使えるし、しっくりくるモノに出会えたら文字入力がかなりスムーズになって、キーボードを打つこと自体が楽しくなるので、キーボードを使っている時間が長い方や、文字入力の機会が多い方は一度調べてみると宜しいかと。
メカニカルキーボードは実店舗でいうとツクモやドスパラ、あとはヨドバシカメラと(たぶん)ビックカメラにも展示品が置いてあるので実際に触って打鍵感を確かめられますぞ。
あと、最後にメカニカルじゃないキーボードについてこういう事を言うと「えっ」ってなっちゃうかも知れないんですけど、最近中国のNiZというメーカーから静電容量無接点+RGBバックライト搭載+左右FNキー搭載+Cherry系キートップ対応というある意味究極の好いとこ取りキーボードが出てきていてメチャクチャ気になってます。
そしてキーボードの中では趣味性と実用性,あとは価格のバランスが優れていて色んな製品があるメカニカルキーボードが良いですぞ。っていう話です。
目次
メカニカルキーボードはどんなモノか?
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(2024/11/21 18:03:32時点 Amazon調べ-詳細)
△メカニカルキーボードでは「Majestouch(まじぇすたっち)」系が定番だけど、
△海外製品に目を向ければコンパクト+左右分離+RGBバックライト搭載なんてモノもある。
まずはじめににメカニカルキーボードはどんなキーボードか?という事についてザックリ書いておくと、
△キートップの下にこういうスイッチがあるヤツ
各キーの下に個別のスイッチが搭載されているキーボードです。
打鍵感がシッカリしているので入力の確実性が高くて、スイッチ内の機構によりキーの返りが調整されているので指が疲れにくいです。また、スイッチにはいくつかの種類があって、その種類によって打つのに必要な力や打った時の感触が違います。
スイッチの種類についてもう少し詳しく書いておくと、
メカニカルキーボードのスイッチは種類によって色が変えられていて、その色を目印に「○○軸」という感じで表現されています。
そのスイッチの名前と特徴をザッと見ていくと
- 茶軸(押下圧約45g±20g/クリック感あり)
- 青軸(押下圧約50g±15g/クリック感あり/クリック音あり)
- 黒軸(押下圧約60g±20g/クリック感なし)
- 赤軸(押下圧約45g±15g/クリック感なし)
- スピードシルバー軸(押下圧約45g±15g/クリック感なし/キーストロークが浅い)
- 白軸(押下圧約80g/クリック感あり/クリック音あり)
- 灰軸(押下圧約80g/クリック感なし)
- クリア軸(押下圧約55g/クリック感あり)
- Razer緑軸(押下圧約50g/クリック感あり/クリック音あり/キーストロークが浅い)
- Razerオレンジ軸(押下圧約45g/クリック感なし/キーストロークが浅い)
みたいな感じですな。
他の形式のキーボードとか
一応他の形式のキーボードについても書いておくと,
メンブレン式,パンタグラフ式,無接点(静電容量)式のモノがあって、それぞれの特徴を挙げていくと、
メンブレン式
現状最も数が出ている形式のキーボード。
2枚の接点を付けたシートの間に穴の開いた絶縁シートが挟まっていて、キーを押すと接点が触れて認識されるタイプ。
シートの素材はゴムやシリコンでできているので、キーを深く押し込むと反発力が上がる。ショボいモノだとキーを打つ際に必要となる力がバラバラだったり、効きが悪いリモコンみたいな感じで、キーの中心を射貫くように打たないと入力できない事がある。良いモノだと静かに打てて且つ疲れにくいので、バランスが取れている印象。
また、量産しやすい構造なのでそこそこ良いモノでも価格が安いことが多い。
ちなみに上に挙げているキーボードは「良いメンブレン式のキーボード」です。
パンタグラフ式
ビットトレードワン
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(2024/11/21 18:03:33時点 Amazon調べ-詳細)
電車のパンタグラフに似た機構のスイッチを搭載したキーボード。
ラバードームと組み合わせて作られてるモノが多い。メンブレンと比べてキーの端で押下してもちゃんと入力されやすい。構造上他の形式のモノよりも薄型化しやすいのでワリと多くのノートPCがこの形式を採用している。
ショボいモノだとギシギシする感じはあるけど、製品として単体で販売されているモノはちょっと高い代わりシッカリしている印象。また、キーストロークが浅いので、入力に必要な押下圧とは関係なく速く認識される感じがする。
無接点(静電容量)式
静電容量の差を利用して入力を認識するタイプのキーボード。
接点が無いので耐久性が非常に高く、チャタリングが起きない。各キーの下にバネとラバードームが設置されていて、その反発力によってキーを打つ時の重さを設定している。そのため「力が強い人差し指が担当するキーは重く、力が弱い小指側のキーは軽い」というような調整がされているモデルもある。
また、キーの返りもスイッチ内の機構で調整されているので指が疲れにくい。構造的に高い工作精度が必要なので、高級品しかない。
という感じ。
ザックリ耐久性と疲れにくさで並べると、
無接点(静電容量)(というかリアルフォース)>良いメカニカル⇔スゴく良いメンブレン>メカニカル⇔良いパンタグラフ⇔良いメンブレン>パンタグラフ>メンブレン
みたいな感じなんですけど、メカニカルキーボードは打鍵感やタイピング音などがスイッチの種類によって違って、それがまた打つ時の楽しさに繋がっているので実用品としてはもちろんアリだし、趣味性が高い道具としても魅力的で、「良い…」って思う。
メカニカルキーボードの良いところと悪いところ
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最初に真面目なことを言うと耐久性が高いとかのメリットは色々とあるんですけど、個人的にはキーを打った瞬間に音や感触でのフィードバックがあって、それが他の形式のキーボードよりもハデだから、キーを打つのが楽しくなるっていうのが一番大きいと思いますわ。
そんな訳でメカニカルキーボードの良いところと悪いところを細かく書いていくと、
良いところ
- 打鍵の感触がスムーズ
- カチャカチャ感が「機械を操作してるなー」という感じで楽しい
- 色んな配列のモノがある
- 耐久性/メンテナンス性が高い
- 多くのキートップに互換性があるのでカスタマイズが楽しめる
- 他の形式のキーボードと比べると打鍵音が大きい
- 本体がかさばる(厚い)
- 値段がちょっと高い
最初の方にも書きましたが、打鍵感がスムーズで、且つスイッチ内の機構によりキーの返りが調整されているので指が疲れにくいです。
打鍵の際「キーを入力した」という感覚がガッツリあるので、「キーを押したけど入力されてなかった」系のミスは減りますな。
(静音性を求めるならオススメしないんですけど「青軸」のモノは入力しててかなり楽しいです)
これ自体はメカニカル独自の良さって訳じゃ無いんですけど、メカニカルの場合はキーの大きさではなく配列やキー数などの要素で製品の個性を出しているモノが多いので、一見突飛な配列のモノでも打鍵感が良いモノが豊富にあるのが良いんですわ。
私がメインで使っていた「RACE75」もそうなんですけど、メカニカルキーボードはキーピッチや優れた打鍵感を保ったまま、配列やキーの数を変えているモノが多くて、絶妙な配列のモノに出会いやすいのはメカニカルキーボードの特徴と言えますな。
同じキーボードを長い期間使っていると、打鍵感がやたら硬くなる。打った後の返りが引っかかる。というような事が起きてきます。
たぶん原因はキートップとスイッチの間に何か挟まっているか、
単純に寿命が来たかのどちらかなんですけど、何かが挟まっている場合は掃除をすれば解決するんですな。パンタグラフ式だったら(キートップを外せないので)もうお終いなんですが、メカニカル式の場合はキートップを外して掃除する。という事がカンタンにできるので結果的に良い状態を長く保ちやすいです。
(メンブレン式でも掃除はできるんですけど、キートップ形状のバリエーションが多くて、キートップがやたら外しにくかったりすることがワリとあるので、メカニカル式と比べると少しメンテナンスはし難いです。)
△最初からカスタムした様な製品も売られている
現在入手できるメカニカルキーボードのほぼ全てのスイッチはCherry MXというスイッチと互換性があるモノを採用しているので、多くの機種でキートップ付け替えて使うことができます。
印字が消えたキーを取り替えたり、単純に見た目を格好良くするのはもちろん、
よく使うキーをすべり止めがついたモノに替えるといったこともできるので、なかなか楽しめる感じ。
悪いところ・ビミョウなところ
コレに関してはメカニカル式のモノがうるさいというより、パンタグラフ式とメンブレン式のキーボードは全般的に静かに打てるモノが多い。って感じなんですけど、メカニカル式で、且つ青軸の場合はスイッチの中に音を鳴らす為の機構が搭載されているので、青軸搭載の製品は静音性とは対極の位置にあると言っていい感じですわ。
△厚めの本体+ステップスカルプチャのモノは(一番厚いところで4~5cmくらいはある)
最近は薄型のモノが流行ってきていますが、メカニカルキーボードはスイッチやキートップの厚さの関係で、他の形式のキーボードと比べて垂直方向にかさばることは確かです。
それでも普通に使う分には特に問題はないんですけど、キーボードを鞄に入れて持ち運ぶ際にはビミョウに邪魔くさい感じがします。
最近は中国系のメーカーが多く参入してきているので、だいぶ安くなってはいるんですけど、それでも他の形式のキーボードと比べると全体的に価格が高いですな。
例えば私が使っている「RACE75」というキーボードは当時のコンパクトなメカニカルキーボードにしては珍しくLEDバックライトが搭載されているモノなんですけど、購入時は8,000円くらいしました。
後になってわかったんですけど8,000円っていう価格はキーボード大好きマンの間ではそんなに高くない方なんですが、それでもやっぱり「キーボードに8,000円かー」って感じで、しばらく悩みましたね。
私の場合はこの「RACE75」で良いキーボード探しの旅が完結したので、それで良かったんですけど、「良い…でももっと良いキーボードがあるのでは?」とか考えちゃうとたぶんヤバいですな。
今回のまとめとか
そんな訳で今回はメカニカルキーボードを使うと楽しいよ。っていう話しでした。他の形式のキーボードと比べるとちょっと高いんですけど、よっぽどひどいモノにあたらない限り長い期間快適に使えるし、しっくりくるモノに出会えたら文字入力がかなりスムーズになって、キーボードを打つこと自体が楽しくなるので、キーボードを使っている時間が長い方や、文字入力の機会が多い方は一度調べてみると宜しいかと。
メカニカルキーボードは実店舗でいうとツクモやドスパラ、あとはヨドバシカメラと(たぶん)ビックカメラにも展示品が置いてあるので実際に触って打鍵感を確かめられますぞ。
オマケというか余談というか
あと、最後にメカニカルじゃないキーボードについてこういう事を言うと「えっ」ってなっちゃうかも知れないんですけど、最近中国のNiZというメーカーから静電容量無接点+RGBバックライト搭載+左右FNキー搭載+Cherry系キートップ対応というある意味究極の好いとこ取りキーボードが出てきていてメチャクチャ気になってます。
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