高速充電に対応している大容量のモバイルバッテリーが欲しいなぁと思って、少し前にXiaomi(シャオミ)のモバイルバッテリーを買ったんですけど、コレが値段のワリにけっこう良かったので、その感想とかを書いておきたい。
個人的な事を言いますと、私は外出中スマートフォンをあまり使わないのでスマホのバッテリー残量に困る事は無く、自ずとモバイルバッテリーも持っていなかったんですが、
ココ2~3年でモバイルバッテリーがだいぶ普及してきた事もあってか、最近は懐中電灯とか扇風機,あと変わったモノで言うとトレース台みたいな,PCやスマホに直接の関係がないガジェットでもUSBを電源とするモノがずいぶんと増えてきたんですな。
それで、そういった製品をより便利に使うためにも、「一丁ここらで一つモバイルバッテリーでも調達しておくか」と思い、「良さそうなモバイルバッテリー探しの旅」を始めた次第。
調べた中で言うと評判が良いのは「Anker」(読み方は「アンカー」)って言うメーカーのモノ。
高性能なワリに値段が安く、定番的な商品になっているので、こちらを買おうと思って調べていたら、基本的な性能において同じような水準にある、シャオミの製品がセールでかなり安くなっていたので、衝動的にそちらを選んでみた次第。
そんな訳で私が選んだのはXiaomiの「20000mAh MI PowerBank」というモノ。
製品名の読み方は「(にまんみりアンペアアワー) ミー パワーバンク」かな?。
その名の通り容量が20000mAh,実質出力可能容量12700mAhのモバイルバッテリーで、iPhone 8を6.9回,iPad Air 2を2.3回充電できます。
接続されたデバイスに合わせて出力を調整する機能を搭載しているほか、バッテリー本体への急速充電(QC2.0)にも対応しています。
また、TI(テキサスインスツルメンツ)1製の回路保護チップを搭載していて、温度制御,入力過電圧防止,出力過電圧保護,出力電流保護,過充電・過放電保護ショート防止,逆入力防止,過電流ショート保護,等の安全性を高める機能が搭載されています。
ちなみに搭載されているバッテリーはLG製のリチウムイオン電池なので、性能・安全性の面でもワリと信頼できるかと。
△パッケージ内容
パッケージの中身はこんな感じ。内容としては説明書/説明書(日本語)/説明書の内容を訂正する正誤表/(写真に入れるのを忘れたけど)充電用のmicroUSB-TypeBケーブル。
という具合。
△分りにくい写真で恐縮です。
本体の質感としてはややペタッとしたプラスチックで、天面と底面に細かなポツポツ加工が施されている。
別のモノに例えると「ご飯粒が引っ付かないって言ってるけど実際は引っ付くしゃもじ」みたいな感じ。
△出力ポートと入力ポート
出力ポートはUSB-TypeA((要は普通のUSBコネクタが挿さるポート))×2。入力(バッテリー本体を充電するためのケーブルを挿すポート)はmicroUSB-TypeB一発。
△側面のボタンとインジケーター
本体側面にある窪みはバッテリー残量を確認するためのボタン。押すとインジケーターが点滅して現在のバッテリー残量が大体わかる。
(上の写真では4つ中3つが光っているので75%前後残っている状態)
△本体の重量は約335g
本体の重量は約335gと,同等の容量があるモバイルバッテリーの中ではだいぶ軽い部類で、本体サイズは長辺が14センチ弱,短辺が7センチ弱,厚みが2センチ弱。
感覚としては縦長にしたポケット辞書くらいのサイズ感ですな。
そんな訳でこのモバイルバッテリーをしばらく使ってみた感想をザックリ言うと、「基本的な性能が高い」って感じですな。
使っている中で感じたビミョウなところ・良いところを順に挙げていくと、
ビミョウなところ
良いところ
という具合。それぞれを詳しく見ていくと、
モバイルバッテリー本体への充電は、急速充電にも対応しているので20000mAhの容量があるワリに6時間半~7時間チョイくらいでフル充電できるんですけど、
充電に使うアダプタの仕様が古かったりするとメチャクチャ時間が掛かります。
私が試した感じでは…
ZenFone 4 Selfie Pro付属のACアダプタ:6時間半~7時間くらい。
Nexus 7(2012)付属のACアダプタ:8時間くらい。
太古の昔に買ったiPod touch(2010)用ACアダプタ:11時間以上。
という具合だったので、古いUSB-AC充電器しか持ってないよ。って言う場合はAnkerのPower Port等,高性能なAC充電器も合わせて買った方が良いですな。
上の段でも少し書きましたが、ペタッとしたプラスチックにポツポツ加工が施されたデザインになっています。
ツルツル面が静電気的なモノで吸い寄せるのかワリとホコリが付くんですけど、ポツポツがあるせいで拭き取りにくいので、正直あんまり好きじゃないかも。
ありがたい事にモバイルバッテリー本体を充電するための短いケーブルを同梱してくれているんですけど、そのケーブルの作りが少し荒いので、大容量・高出力のモバイルバッテリーを充電する時に使うモノとしてはちょっと不安な印象。
なので私は別途「AnkerのPower line」を買って使っています。
まずモバイルバッテリーとしての基本的な性能についてですが、私が現在使っているスマホ(ZenFone 4 selfie Pro:3000mAh)を充電してみたところ、純正のAC充電器と同等の速さで充電できたので出力性能は十二分にあるかと。
また、容量に関してもスマホ(3,000mAh)のバッテリー残量が20%前後になったら充電を始めて95%以上になったらケーブルを外す。という使い方で6回近く(5.8回くらい)充電できたので、相当大したモノだと思いました。
本体のガワはプラスチック製なのですが、本体を充電している際もデバイスを充電している際も意外と熱くなりません。
感覚としては端子の近くを触ったら若干あったかいかな?程度。
熱が籠もる感じもないので熱の管理が上手い印象ですな。
本体は縦長にしたポケット辞書くらいのサイズで、重さも335gと、20000mAhの容量があるモバイルバッテリーの中では相当小型軽量な部類。
「年がら年中気軽に携帯できる」って程ではありませんが、「まあカバン持って行くなら中に入れてもジャマにならないかな」くらいの携帯性があるのはエラいと思います。
そんな訳で今回はXiaomiのモバイルバッテリー「20000mAh MI PowerBank」をしばらく使った感想を書いてみた次第。
ザックリまとめると、ACアダプタと同等のスピードで充電できるし、容量がかなり大きいワリには現実的に携帯できるサイズ感に収まっているのでなかなかバランスが良い製品だと思いますぞ。
また、本体やデバイスを充電している際に熱くならないのも良いところですな。
機種にもよりますがスマートフォンなら4~7回はフル充電できるくらいの容量があるので、普段からガジェットをガンガン使う方以外にも,2~3日くらいなら出張とか旅行に持って行っても余裕で対応できると思いますぞ。
ただ、私が買った「20000mAh MI PowerBank」はPSEマークを取得していない製品なので、これから買うならPSEマークを取得している製品を選ぶのが無難だと思います。
長期戦を覚悟してワリと節約しながら使っていて、且つ停電期間2が短かったという事もありますが、私の端末に加えて家族の端末も充電したのに4分の3近く残っていたので、相当大したモノだと思います。
上の記事では自宅避難を行なっている際に、「あって良かった」と感じたモノと「無くて困った」と感じたモノをまとめているので、もし興味があれば参照して貰えると幸いです。
感想のまとめを書いた段でもチョロッと言っていましたが、これからモバイルバッテリーを買う方向けに、選ぶ際のポイントや失敗しない買い方なんかをまとめた記事を書きました。参考になりましたら幸いです。
敬具
目次
モバイルバッテリーを欲しいと思った理由とか(読み飛ばしてOK)
個人的な事を言いますと、私は外出中スマートフォンをあまり使わないのでスマホのバッテリー残量に困る事は無く、自ずとモバイルバッテリーも持っていなかったんですが、
ココ2~3年でモバイルバッテリーがだいぶ普及してきた事もあってか、最近は懐中電灯とか扇風機,あと変わったモノで言うとトレース台みたいな,PCやスマホに直接の関係がないガジェットでもUSBを電源とするモノがずいぶんと増えてきたんですな。
それで、そういった製品をより便利に使うためにも、「一丁ここらで一つモバイルバッテリーでも調達しておくか」と思い、「良さそうなモバイルバッテリー探しの旅」を始めた次第。
Xiaomiのモバイルバッテリーを買った経緯とか
調べた中で言うと評判が良いのは「Anker」(読み方は「アンカー」)って言うメーカーのモノ。
高性能なワリに値段が安く、定番的な商品になっているので、こちらを買おうと思って調べていたら、基本的な性能において同じような水準にある、シャオミの製品がセールでかなり安くなっていたので、衝動的にそちらを選んでみた次第。
製品(20000mAh MI PowerBank)の概要とか
そんな訳で私が選んだのはXiaomiの「20000mAh MI PowerBank」というモノ。
製品名の読み方は「(にまんみりアンペアアワー) ミー パワーバンク」かな?。
その名の通り容量が20000mAh,実質出力可能容量12700mAhのモバイルバッテリーで、iPhone 8を6.9回,iPad Air 2を2.3回充電できます。
接続されたデバイスに合わせて出力を調整する機能を搭載しているほか、バッテリー本体への急速充電(QC2.0)にも対応しています。
また、TI(テキサスインスツルメンツ)1製の回路保護チップを搭載していて、温度制御,入力過電圧防止,出力過電圧保護,出力電流保護,過充電・過放電保護ショート防止,逆入力防止,過電流ショート保護,等の安全性を高める機能が搭載されています。
ちなみに搭載されているバッテリーはLG製のリチウムイオン電池なので、性能・安全性の面でもワリと信頼できるかと。
もじゃお
私が購入した時はタイムセールで2,280円でした
20000mAh MI PowerBankのパッケージ内容と製品の写真
△パッケージ内容
パッケージの中身はこんな感じ。内容としては説明書/説明書(日本語)/説明書の内容を訂正する正誤表/(写真に入れるのを忘れたけど)充電用のmicroUSB-TypeBケーブル。
という具合。
△分りにくい写真で恐縮です。
本体の質感としてはややペタッとしたプラスチックで、天面と底面に細かなポツポツ加工が施されている。
別のモノに例えると「ご飯粒が引っ付かないって言ってるけど実際は引っ付くしゃもじ」みたいな感じ。
△出力ポートと入力ポート
出力ポートはUSB-TypeA((要は普通のUSBコネクタが挿さるポート))×2。入力(バッテリー本体を充電するためのケーブルを挿すポート)はmicroUSB-TypeB一発。
△側面のボタンとインジケーター
本体側面にある窪みはバッテリー残量を確認するためのボタン。押すとインジケーターが点滅して現在のバッテリー残量が大体わかる。
(上の写真では4つ中3つが光っているので75%前後残っている状態)
△本体の重量は約335g
本体の重量は約335gと,同等の容量があるモバイルバッテリーの中ではだいぶ軽い部類で、本体サイズは長辺が14センチ弱,短辺が7センチ弱,厚みが2センチ弱。
感覚としては縦長にしたポケット辞書くらいのサイズ感ですな。
しばらく使ってみた感想
そんな訳でこのモバイルバッテリーをしばらく使ってみた感想をザックリ言うと、「基本的な性能が高い」って感じですな。
使っている中で感じたビミョウなところ・良いところを順に挙げていくと、
ビミョウなところ
- そこそこ良いAC充電器は必須かも
- 本体の質感はあんまり好きじゃないかも
- 付属のUSBケーブルは少し不安
良いところ
- 公称通りの大容量高出力
- 意外と熱くならない(熱の管理が上手い)
- (容量のワリには)小型軽量
という具合。それぞれを詳しく見ていくと、
そこそこ良いAC充電器は必須かも
モバイルバッテリー本体への充電は、急速充電にも対応しているので20000mAhの容量があるワリに6時間半~7時間チョイくらいでフル充電できるんですけど、
充電に使うアダプタの仕様が古かったりするとメチャクチャ時間が掛かります。
私が試した感じでは…
ZenFone 4 Selfie Pro付属のACアダプタ:6時間半~7時間くらい。
Nexus 7(2012)付属のACアダプタ:8時間くらい。
太古の昔に買ったiPod touch(2010)用ACアダプタ:11時間以上。
Anker
¥1,490
(2024/12/06 17:22:41時点 Amazon調べ-詳細)
という具合だったので、古いUSB-AC充電器しか持ってないよ。って言う場合はAnkerのPower Port等,高性能なAC充電器も合わせて買った方が良いですな。
もじゃお
私はAnkerのPower Port2 Eliteというモノを買いましたが、コレだと6時間チョイで充電できます。
本体の質感はあんまり好きじゃないかも
上の段でも少し書きましたが、ペタッとしたプラスチックにポツポツ加工が施されたデザインになっています。
ツルツル面が静電気的なモノで吸い寄せるのかワリとホコリが付くんですけど、ポツポツがあるせいで拭き取りにくいので、正直あんまり好きじゃないかも。
もじゃお
(全部ツルツルか、全部マットな仕上げの方が良かったな…)
付属のUSBケーブルは少し不安
ありがたい事にモバイルバッテリー本体を充電するための短いケーブルを同梱してくれているんですけど、そのケーブルの作りが少し荒いので、大容量・高出力のモバイルバッテリーを充電する時に使うモノとしてはちょっと不安な印象。
なので私は別途「AnkerのPower line」を買って使っています。
公称通りの大容量高出力
まずモバイルバッテリーとしての基本的な性能についてですが、私が現在使っているスマホ(ZenFone 4 selfie Pro:3000mAh)を充電してみたところ、純正のAC充電器と同等の速さで充電できたので出力性能は十二分にあるかと。
また、容量に関してもスマホ(3,000mAh)のバッテリー残量が20%前後になったら充電を始めて95%以上になったらケーブルを外す。という使い方で6回近く(5.8回くらい)充電できたので、相当大したモノだと思いました。
意外と熱くならない(熱の管理が上手い)
本体のガワはプラスチック製なのですが、本体を充電している際もデバイスを充電している際も意外と熱くなりません。
感覚としては端子の近くを触ったら若干あったかいかな?程度。
熱が籠もる感じもないので熱の管理が上手い印象ですな。
(容量のワリには)小型軽量
本体は縦長にしたポケット辞書くらいのサイズで、重さも335gと、20000mAhの容量があるモバイルバッテリーの中では相当小型軽量な部類。
「年がら年中気軽に携帯できる」って程ではありませんが、「まあカバン持って行くなら中に入れてもジャマにならないかな」くらいの携帯性があるのはエラいと思います。
20000mAh MI PowerBankをしばらく使った感想のまとめ
そんな訳で今回はXiaomiのモバイルバッテリー「20000mAh MI PowerBank」をしばらく使った感想を書いてみた次第。
ザックリまとめると、ACアダプタと同等のスピードで充電できるし、容量がかなり大きいワリには現実的に携帯できるサイズ感に収まっているのでなかなかバランスが良い製品だと思いますぞ。
また、本体やデバイスを充電している際に熱くならないのも良いところですな。
機種にもよりますがスマートフォンなら4~7回はフル充電できるくらいの容量があるので、普段からガジェットをガンガン使う方以外にも,2~3日くらいなら出張とか旅行に持って行っても余裕で対応できると思いますぞ。
ただ、私が買った「20000mAh MI PowerBank」はPSEマークを取得していない製品なので、これから買うならPSEマークを取得している製品を選ぶのが無難だと思います。
2018年9月13日追記:9月の上旬に発生した地震の影響で停電していた時も、スマホの予備電源として活躍しました。
長期戦を覚悟してワリと節約しながら使っていて、且つ停電期間2が短かったという事もありますが、私の端末に加えて家族の端末も充電したのに4分の3近く残っていたので、相当大したモノだと思います。
上の記事では自宅避難を行なっている際に、「あって良かった」と感じたモノと「無くて困った」と感じたモノをまとめているので、もし興味があれば参照して貰えると幸いです。
もじゃお
上にもチョロッと書きましたが、大容量のモバイルバッテリーを持っていたおかげで、
被災に伴う停電時にかなり助かったので、2018年に買って良かったモノの中に入れました。
被災に伴う停電時にかなり助かったので、2018年に買って良かったモノの中に入れました。
2019年10月23日追記:これからモバイルバッテリーを買う方向けに選び方なんかをまとめました。
感想のまとめを書いた段でもチョロッと言っていましたが、これからモバイルバッテリーを買う方向けに、選ぶ際のポイントや失敗しない買い方なんかをまとめた記事を書きました。参考になりましたら幸いです。
敬具
この記事で紹介した製品と同等の性能があるモバイルバッテリー
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