
「だいぶ前に日本語化の手順を書いたBastion」ですが、
一通りクリアできたのでその感想を書いてみたり。
(本文は凄い短いです)
日本語化後の環境で難易度ノーマルにてクリアした後、
ニューゲーム+(強くてニューゲーム)にてクリア,
スコアアタックモードで適当に進めた状態での感想になります
・いきなり総合的な感想とか
一通りプレイして感じたのは
キレイなアクションRPGだなあという印象。
主なアクション要素となる戦闘は
敵の動きや、自らが使う武器の特性を考え
適切な操作を行うと有利になる1バランスですし、

使える武器の種類も(ゲーム全体のボリュームを考えれば)多く
それぞれの武器に個性があるので使いこなしてやろうという気になります。
ストーリーはメチャクチャ素晴らしい。
という訳ではないのですが、矛盾というかツッコミ所が少なく、
ナレーションや音楽等の演出がイケてるので良く感じます。

また、周回プレイによって
「あのときの台詞はこういう意味だったんだ」と気づける要素もあります。
繊細で暖かみがあるグラフィックも世界観にとてもよくマッチしていて、
このゲームの魅力を高めている感じです。

・感想のまとめとか
上の段で挙げたようにアクションゲームとして「そつがない」事と
「暖かみがあるグラフィック」,「印象的な演出」,
「趣深い音楽」等の要素がバランス良く組み合わさっていて
物語を体験するエンターテイメントとしては結構良い感じで
かつストーリーもまあ良いので十分に満足できました。
が、ゲーム的には尖ったところが無く、ゲーム展開もスムーズ過ぎて
「思ったよりも簡単に完結しちゃった漫画」みたいな物足りない感というか
置いて行かれた感があります。
迷う事無く良いゲームだと言えるけど、
3年とか5年後も覚えてるかと言ったら絶対忘れてるだろうなぁ。
って感じのゲーム。
(disってる訳じゃなくて、出木杉くんの印象が薄いのとおんなじ様な感じ)