
もじゃお
どうもこんにちは。PCの周辺機器ではキーボードが一番好きなもじゃおです。
今回はMistelという台湾のキーボードメーカーから今後発売されるBAROCCO Series MD770という左右分離型のメカニカルキーボードが私的には理想的な製品でメチャクチャ気になりますぞ。っていう話しです。
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コレ「BAROCCO Series MD770」はどんなモノか?

Mistel公式フェイスブックページ:Mistel BAROCCO Series MD770
始めにこの「BAROCCO Series MD770」はどんなキーボードか?という事をザックリ紹介すると、Mistelというメーカーがリリースする左右分離型のメカニカルキーボードです。
メーカー名と製品名の読み方は「ミステル」「バロッコ シリーズ エムディ770」かな?
キーボードが左右に分かれるとどんな良い事があるかというと、右手側と左手側をそれぞれを好きな位置にセットできるから、普通のキーボードと比べてより自然な体勢でキー入力ができる。って感じですな。
製品の詳細はまだハッキリとは分からないんですけど、掲載されている写真や投稿に付いているタグ、後はコメントへの返信を見ると、
- 左右分離型のメカニカルキーボード
- キー配列は「F1~F12」や「Del~End」キー,「カーソル」キーが搭載された84キーの英語配列
- キーキャップはPBT製のダブルショット
- cherryMX(茶軸・青軸に対応?)スイッチ搭載
- USB Type-C端子搭載
- Bluetooth接続対応
- RGBバックライト搭載
- ゲーミング(同時押し対応?)
- マクロ対応?
- Windows/macOS両対応
6月8月(第四四半期かも?)にAmazon.comで発売される
という特徴がある感じ。
(私が特に魅力的だと感じている点はマーカーで強調しました)
コレ「BAROCCO Series MD770」の魅力的なところとか

Mistel公式フェイスブックページ:Mistel BAROCCO Series MD770
△この構成でRGBバックライトを搭載しているのもイカす。
このキーボード「BAROCCO Series MD770」はどんなところが魅力的なのか?っていう事に触れていくと、左右分離型っていう所の他にもキーボードの核心となる部分が優れている点が挙げられますな。
具体的に言うとキーのスイッチは耐久性や打鍵感に定評があるcherryMXシリーズのモノを搭載しているし、キーキャップの素材はこれまた耐久性・耐摩耗性が非常に高いPBT製のモノをデフォルトで採用してるから、後から自分で交換しなくても平気。
しかもこのキーキャップはダブルショット1のモノなので(現時点で見られる写真はどれも無刻印だけど)印字のかすれとかの心配が無いヤツ。
キーの配列はコンパクトでありながら「F1~F12」キーや(無刻印なので完全な確証はありませんが)「Delete」,「Home」,「PgUp」,「PgDn」,「End」キー,上下左右のカーソルキーが独立しているおかげでフルサイズのキーボードと殆ど同等の機能を利用できる84キー配列(75%配列とも呼ばれていますな)で、キーボードにこだわりがある人でもメインのキーボートとしてガッツリ使い倒せる構成になっているんですわ。
84キー配列は右端の縦一列に「Del~End」キーが並んでいるのでワリと好みが分かれる(私以外にこの配列が好きって言う人を見たことがない)んですけど、私はこの84キーの配列がスゴく気に入っているので、この「BAROCCO Series MD770」の左右分離+メカニカル+84キー英語配列+RGBバックライト+PBTキーキャップの構成は「正に理想のキーボード」という感じで、私はメチャクチャ魅力的に感じています。
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ちなみに「左右分離型のコンパクトなメカニカルキーボード」っていうのだったら、Mistelから同じBAROCCOシリーズで「BAROCCO MD650L」や「BAROCCO MD600」というモデルがあるんですが、MD600はF1~F12キーや上下左右のカーソルキーが無い2し、MD650Lはカーソルキーは独立したモノがあるんだけどF1~F12キーが無かったりします。
コレ「BAROCCO Series MD770」の少し気になるところ

Mistel公式フェイスブックページ:Mistel BAROCCO Series MD770
△とりあえずcherryMXの茶軸は確定でありそう
続いてはこのキーボード「BAROCCO Series MD770」を見ていて少し気になったところを書いていくと、
シンプルに「日本でも販売してくれるかどうかは分からない」って事ですな。そして3技適の問題でBluetooth機能を使えるかどうかも分からないって言うのもあります。
また、
△参考リンク:エルミタージュ秋葉原 COMPUTEX:発売は夏、完成度を増した分離型キーボードのワイヤレスモデル
2019年6月5日追記:エルミタージュ秋葉原の記事によると接続方式は有線とBluetoothの両方を利用できるっぽい。接続端子は左右のキーボードを繋ぐための端子・有線でPCとの接続に使う端子共にUSB Type-Cになってるみたいです。
また、電源は単3型乾電池を用いるとの事なので、充電式ではないっぽいですな。
8月(第四四半期かも?)にグローバルで発売される予定で、製品のラインナップとしては有線接続のみに対応したモデルがRGBバックライトの有る無しで2種類、Bluetooth接続にも対応しているRGBバックライト搭載モデルが1種類の計3モデルがリリースされるとの事。
搭載するキーのスイッチ(軸)の種類はスピード軸を含むcherry MXの主要なモノが殆ど網羅されるらしいので、スピードシルバー軸があればソレを狙っていきたいですな
2019年8月28日追記:発売は第四四半期になるかも?
てな訳でMistel MD770の発売を楽しみに待っていたんですけど、Mistel公式のフェイスブックページに昨日(2019年8月27日)掲載された投稿が、
『see you at the beginning of the 4th Quarter...
MD770 Black/White
Mistel OEM Double shot Keycap』
という内容だったので、ひょっとすると発売は第四四半期(海外の基準だと10月~12月)になるかも知れません。
2019年10月9日追記:アメリカでの発売は2020年4~5月頃になりそう
Mistel公式フェイスブックページ:Mistel BAROCCO Series MD770
言ってることが二転三転して恐縮なんですけど、2019年10月15日にアップされた公式の投稿に
『Finally, MD770 will be launched in November 2019...
/ MD770 / Mistel OEM PBT Double shot Keycap』
(MD770は2019年11月に発売されます)とあり、
さらにその投稿に寄せられた
『Preorder?』というコメントに、
『 when new keycap available then we start to do the pre-order.thanks.』
(新しいキーキャップが調達でき次第、予約販売を始めます。よろしくお願いします。)と返答しているので、ひょっとしたら今年の11月から予約販売が始まるかも知れません。
2019年11月27日追記:日本でも12月中旬に発売してくれるっぽい
Mistel公式フェイスブックページ:Mistel BAROCCO Series MD770
そんなこんなで今か今かと発売を楽しみにしていたのですが、2019年11月25日アップされた公式の投稿に、
Dear All Mistel Fans
We will release MD770 Barocco on mid of Dec 2019, you can contact with below resellers.
JP | www.archisite.co.jp
KR | http://www.iomania.co.kr/
US | www.mechanicalkeyboards.com
US | https://www.amazon.com/stores/node/18232742011…
NL | https://www.ergowerken.nl/
(親愛なるMistelファンの皆様へ
2019年12月中旬にMD770 Baroccoを発売予定です。
以下の再販業者にお問い合せ下さい。
以下URL)
と記載されていたので、どうやら日本でも2019年の12月中旬にアーキサイトから発売してくれるっぽいですな。
価格はまだ分からないんですけどアメリカのアマゾンでしか買えないかと思って、住所の書き方とかをメチャクチャ悩みながらアカウントを作っていた身としては、日本でも発売してくれるのはホント助かる。

もじゃお
年末の楽しみが一つ増えて嬉しい限りですわ。
2019年12月12日追記:アメリカのアマゾンで予約販売が始まってるけど発売日が約2週間遅れるらしい。価格は139ドルから

Amazon.com: Mistel MD770 Ergonomic TKL Split Mechanical Keyboard
そんな訳で発売を座して待っていたんですけど、今日(2019年12月12日)アメリカのアマゾンをチェックしてみたら予約販売が始まっていましたな。
予約が始まっているのはどうやら有線接続のみで、且つRGBバックライト非搭載のモノっぽいんですが、価格が139ドル(だいたい16,000円くらいかな…)と、要素が盛り盛りなワリに意外と高くない価格ですな。

もじゃお
日本で販売される際の値段はまだ分かりませんが、一定の目安にはなるかと。
選べるキーの軸(スイッチの種類)は、
- CherryMX黒軸(Black)
- CherryMX青軸(Blue)
- CherryMX茶軸(Brown)
- CherryMXクリア軸(Clear)
- CherryMX赤軸(Red)
- CherryMX静音赤軸(SilentRed)
以上の全6種類。静音赤軸は日本の販売代理店によっては「ピンク軸」と記載されている場合がありますが、モノ自体は同じです。
私が「もしあったら欲しいなぁ」と言っていたスピードシルバー軸は流石にありませんでしたが、主要な軸は網羅されているので困ることはないかと。
この中から選ぶなら私は静音赤軸のモノが良いかな。
Mistel公式フェイスブックページ:Mistel BAROCCO Series MD770
また、発売日に関しては約2週間の遅れが出るらしいです。昨日とフェイスブックの公式ページに掲載されたMistelの投稿によると…
Dear All Mistel Fans,
We want to say sorry to all Mistel's fans because the labor shortage issue so the releasing date will be delay around 2 weeks.
You can see the MD770 RGB review link as follow as below.
https://www.youtube.com/watch?v=HSc2Ol2wEIo&feature=youtu.be
(親愛なるMistelファンの皆様へ
人手不足の問題で発売日が2週間ほど遅れることになりました。
Mistelファンの皆様にはお詫び申し上げます。
MD770RGBレビューのリンクは次の通りです。
以下URL)
とあり、その下にTaeKeyboardsというキーボードのレビュー動画を多く投稿しているチャンネルのレビュー動画へのリンクを掲載されていた感じですな。

もじゃお
発売日が遅れたのは残念だし、日本での発売日や価格はまだ分かんないんだけど、動画を見る限り品質はかなり高そうなので発売を楽しみに待ちたいと思いますわ。
2020年1月9日追記:アメリカのアマゾンでRGBバックライト搭載モデルの予約販売が始まりました。価格は159.99ドルから

Amazon.com:Mistel MD770 RGB LED Backlit Ergonomic TKL Split Mechanical Keyboard
私は今日(2020年1月9日)知ったんですけどアメリカのアマゾンでRGBバックライト搭載モデルの予約販売も始まっていました。
軸(スイッチ)の種類に関してはRGBバックライト非搭載モデルと同様の全6種類ですが、こちらには本体カラーがホワイトのモノもラインナップに加わっています。
価格は159.99ドルと2020年1月9日現在のレートで言うと17,500円前後と、意外と高くない価格と言って良いかと。

もじゃお
見たところ白のモデルは印字の色がオレンジでなかなかカッコいいですな。
キーキャップはダブルショットですがどちらの素材もPBTで、光を透過しない事を考えると白の方が光を反射して映えると思いますぞ。(私だったら白で静音赤軸のモノ選ぶと思う)
キーキャップはダブルショットですがどちらの素材もPBTで、光を透過しない事を考えると白の方が光を反射して映えると思いますぞ。(私だったら白で静音赤軸のモノ選ぶと思う)
Mistel公式フェイスブックページ:Mistel BAROCCO Series MD770
また、Mistelのフェイスブック公式ページに掲載された投稿によると…
Hello, MISTEL Fans, how was your 2020 new year celebration?
Finally, MD770 RGB will release in this month. Good things always are worth waiting for.
We have the other new MD770 RGB review from Korean Reviewer #IDSAM209_COM
Hope you will like it!
(수정) MISTEL BAROCCO MD770 RGB 키보드
https://blog.naver.com/idsam209_com/221750652818
(MISTELファンの皆様、2020年(新年)のお祝いはいかがでしたか?
良いものはいつでも待つ価値があります。
韓国のレビュアー#IDSAM209_COMからのもう1つの新しいMD770RGBレビューがあります。
気に入ってもらえるといいのですが。
以下URL)
とあり、日本では今の所まだどちらも購入できないのでいつになるのかは分かりませんが、とりあえずアメリカのアマゾンでは今月中にRGBバックライト搭載モデルも発売されるっぽいですな。
ちなみに、リンク先の記事ではキーボード本体の仕上がりからマクロやイルミネーションの挙動まで網羅的に情報が書かれていて、実際の仕上がりが判断できる詳細な写真が沢山あるのが良かったですわ。

もじゃお
個人的にはUSB Type-C端子の差し込み口の構造と、キーボードを分ける境目の造りを知れたのが嬉しいですな。
(USB Type-C端子の差し込み口の周りがほんの少し凹んでいるので、耐久性の不安は軽減されているし、キーボードを分ける境目も今までのモノと比べてかなり薄くなっているので、合体させて使う際の違和感も少なそうだと感じました)
(USB Type-C端子の差し込み口の周りがほんの少し凹んでいるので、耐久性の不安は軽減されているし、キーボードを分ける境目も今までのモノと比べてかなり薄くなっているので、合体させて使う際の違和感も少なそうだと感じました)
2020年1月31日追記:日本のアマゾンでもRGBバックライト搭載モデルの予約販売が始まりました。価格は18,924円から
遂に日本でも有線接続のRGBバックライト搭載モデルの発売されました。
私は今日(2020年1月31日)の深夜に知ったのですが、どうやら1月30日の朝から販売されていたっぽい。
2020年1月31日現在の時点でのラインナップは本体カラーが黒のみ,
選べる軸(スイッチ)の種類はCherryMX RGB 青軸(Blue),CherryMX RGB
茶軸(Brown),CherryMX RGB 赤軸(Red),CherryMX RGB 静音赤軸(SilentRed)の全4種。
価格は青軸・茶軸・赤軸のモノが18,924円、静音赤軸のモノが19,398円となっています。
アメリカのアマゾンでは存在していた黒軸のモノが無くなってはいますが、2万円を切る価格は生産国からの送料や販売代理店の利ザヤ等を考慮するとかなり頑張っていると思いましたわ。

で、まあそれ自体は嬉しいんですけど、気になるのはお届け予定日がだいぶ遠い事。
上の画像を見て貰えれば分かるとおり、今日(2020年1月31日)注文しても『3月1日~4月14日までに無料配送』『通常1~3ヵ月以内に発送します』とあり、かなり期間が掛かりそうなんですな。
そんな訳で「実質的に予約販売じゃん」とか思って「予約販売が始まりました」と書いた次第。
私としては「特殊な製品だし、数も多く無さそうだから早めに予約した方が良いかも」とか勝手に思っているんですけど、個人的に本体カラーが白で静音赤軸を搭載したモノが欲しいので、今回は予約するかどうか悩んでいるってな具合ですわ。

もじゃお
(予約して届くのを待っている間に本体カラーが白のモノとか、Bluetooth接続にも対応しているモノが発売されたらショックだし…)
2020年2月6日追記:なんだかんだで予約しました

上の段に書いたように欲を言うと本体カラーが白の静音赤軸搭載モデルが欲しかったんですが、
現時点で予約を受け付けている本体カラーが黒のモノでも納期がずいぶん掛かる事を考えると、白のモノが発売されたとしてもいつ手元に来るかが分からない雰囲気だったので、とりあえず本体カラーが黒のモノを予約注文しました。

もじゃお
キーキャップの素材がPBTで光を透過しない事を考えると、白の方がバックライトを反射して映えると思うんですけど、黒は黒でカッコいいからまあ良いかな。
2020年2月14日追記:到着したので取り急ぎ写真をメインにパッケージ内容や製品の作りを見てみました。
なぜかMistel Barocco MD770 RGBが思ったよりもかなり早く到着したので、取り急ぎ写真をメインにパッケージ内容や製品の作りと、軽く使ってみた感想を書いてみた次第。
ザックリ言うとビミョウに惜しい所はあれど、キーボードとしての完成度は高く「ほとんど違和感なく分離型の利便を得られるキーボード」として快適に使えているので、
メチャクチャ良かったです。
2020年3月4日追記:それなりに使い込めたと思うのでレビュー記事を書きました。
あれからしばらく経ってそれなりに使い込めたと思うので、より詳しい感想というかレビューを書きました。
内容としては正直上の記事に書いている事と大差ないんですけど、それなりに長い期間使っていく中で、疲れにくさ等のメリットがより深く実感できたよ。って感じですな。
今回のまとめとか

Mistel公式フェイスブックページ:Mistel BAROCCO Series MD770
△このキーキャップは(たぶん)限定品かな?
そんな訳で今回は台湾のMistelっていうキーボードメーカーから今後発売される「BAROCCO Series MD770」っていう左右分離型のメカニカルキーボードがメチャクチャ良さそうですぞ。っていう話でした。
2020年2月14日時点での情報をザックリまとめると
- Bluetooth接続対応モデルの発売日は未定
- 有線接続モデルは既に日本でも購入できる
- 価格は通常モデルのBarocco MD770が18,500円前後、RGBバックライト搭載モデルのBarocco MD770 RGBが18,924円~19,398円
という具合。
関連記事
私は静音赤軸のBarocco MD770 RGBを購入しましたが分離型キーボードにアリガチなキー数の不足や特殊すぎる配列に苦労せずに、
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もじゃお
私的には現状人生で一番気に入っているキーボードですな。
2021年11月19日追記:日本語配列版の「Barocco MD770 RGB JP」が発売されました。
Amazon:Mistel Barocco MD770 RGB JP
このページで紹介した、Barocco MD770 RGBの日本語配列版である「Barocco MD770 RGB JP」が2021年11月18日発売されました。
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日本語配列の左右分離型75%キーボード Mistel Barocco MD770 RGB JPが登場
今回は台湾のキーボードメーカーのMistelから、Barocco MD770 RGB JPという日本語配列の左右分離型キーボードが発売されたので、それについてチョロッと書いてゆきたい。 私はBar ...
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△日本語配列の左右分離型75%キーボード Mistel Barocco MD770 RGB JPが登場
Barocco MD770 RGBの日本語配列版はワリと待ち望む声が多かったのですが、矢印キーの位置関係が独自のモノになっているので、詳しくは上のページを参照してから、検討に入った方が良いと思いますぞ。