どうもこんにちは。「組んだPCが起動はするけど、画面出力が上手くいかない」というトラブルを解決するのにエラい苦労していたもじゃおです。
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【自作PC】Ryzenで末永く快適に使えるPCを組みたい!【構想編】
今回は、Ryzenで末永く快適に使えるPCを自作したい!という事で、新しく組むPCのコンセプトや、仮のパーツ構成を考えて、具体的に組むとなったらどのくらいのお金が掛かるのかも合わせてみていきたい所存 ...
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【自作PC】Ryzenで末永く快適に使えるPCを組みたい!【構想編】
前回は、末永く快適に使えるPCを、できるだけ安あがりに作る事を目標にしてパーツを選定しました。
今回は選んだパーツを実際に揃えて組み立てていこうと思います。
目次
今回組み込んだPCパーツの紹介
改めて今回使うパーツの構成と、買うときに掛かった金額は…
- Windows 10 64bit(保管してあったWindows 8からのアップデート):0円
- Ryzen 9 3900:46,180円
- MSI MPG B550 GAMING PLUS:11,220円
- ESSENCORE KLEVV DDR4 3200MHz 8GB×2:8,629円
- (旧PCからの流用)GTX 960:0円
- Samsung 980 500GB:7,380円
- Deepcool AS500:5,380円
- LANCOOL 215X:8,276円
- 玄人志向 KRPW-BK650W/85+:5,533円
合計金額:92,598円
という具合。
Ryzen 9 3900の価格が2,200円ほど高くなっているのは、ツクモの延長保証をつけて買ったから。って感じですな。
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【自作PC】Ryzenで末永く快適に使えるPCを組みたい!【構想編】
今回は、Ryzenで末永く快適に使えるPCを自作したい!という事で、新しく組むPCのコンセプトや、仮のパーツ構成を考えて、具体的に組むとなったらどのくらいのお金が掛かるのかも合わせてみていきたい所存 ...
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【自作PC】Ryzenで末永く快適に使えるPCを組みたい!【構想編】
それぞれのパーツを選んだ理由は前回の「【自作PC】Ryzenで末永く快適に使えるPCを組みたい!【構想編】」に書いてあるので、詳しくはそちらを参照してもらえると嬉しいです。
組み立てに使った道具
その他PCパーツ以外に必要になった細々としたモノを挙げていくと…
ベッセル ボールグリップドライバー +2×200
ベッセル(VESSEL)
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自作PCの組み立てに必須なのがプラスドライバー。
PC関連のネジは+2のドライバーで回せるモノが殆どなので、もし持っていないなら+2のモノを調達しましょう。
ドライバーの長さは自分が使いやすいモノを選べば良いんですけど、200mm(20cm)のロングドライバーがあると、空冷のCPUクーラーを着け外しする際,ヒートシンクに引っかからなくて便利です。
私が買った時の値段は573円でした。
精密ドライバーセット
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M.2のSSDや、M.2の無線LANカードを組み込むのなら、精密ドライバーが必要になります。
メチャクチャ小さいネジを扱う事になるので、磁力でネジを吸着できるモノが便利だと思いますぞ。
私は以前購入した激安の精密ドライバーセットを使ったんですけど、磁力があるのかないのか分からないくらい弱くてビミョウに大変でした。
ホーザン リストストラップ
ホーザン(HOZAN)
¥1,027
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CPUやSSDなどのPCパーツは静電気にメチャクチャ弱い 1ので、静電気防止手袋や、帯電防止マット,リストストラップなどの静電気対策グッズがあると、安心して作業できます。
私が買った時の値段は851円でした。
親和産業 SMZ-01R (CPUグリス)
親和
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CPUグリスは高性能なワリにノビが良くて塗りやすい、親和産業のSMZ-01Rを選びました。
このグリスは非導電性でショートを起こす心配がないのも良いところですな。
私が選んだのは2g入っているモノで、買った時の値段は1,089円でした。
という具合。
エラい色々要るように見えるかも知れませんが、
+2のドライバーはワザワザ買わなくても家に1本くらいはあるモノですし、CPUグリスもCPUクーラーにオマケとして付属している事も多かったりします 2。
あえて買う必要があるのは精密ドライバーセットと静電気対策グッズくらいなモンだったりします。
組み立ての様子
△組み終わった写真しかなくて恐縮です…!
正直久しぶりの自作でアワアワしながらやったので、組み終わった写真しかなくて恐縮なんですけど、後述する「謎のトラブル」に見舞われたので、十何回かは組み直しましたが、パーツの規格が新しくなっていたり、ちょっと良いMBを選んだこともあって、昔自作PCを組んだときよりは、だいぶ組み立てやすくなっていますな。
自作PCの組み立て方は色んなスタイルがあって、思うようにやれば良いんですけど、基本的な流れとしては以下のようになるかと。
- PCケース側の準備(スペーサー・電源ユニット・I/Oパネルなどの取り付け)を行う
- MB側の準備(グラフィックボードを除く各パーツの取り付け)を行う
- PCケースへMBを取り付ける
- グラフィックボードを取り付ける
- 各種ケース内の配線を接続する
- 各種ケース外3の配線を行う
この中での難所は各パーツの取り付けと、各種ケース内の配線接続ですな。
コツとしては、各パーツの取り付けは…
- CPU
- M.2
- RAM
- CPUクーラー
という風に、小さい(背の低い)パーツから順にセットしていくと、手戻りの回数を減らせますぞ。
各種ケース内の配線接続に関しては、正直私も苦手なので、
- MBとPCケースの説明書をジックリ見て、配線の場所と向きが合っているか確認してから接続する。
- 24ピン電源や、ATX補助電源は固いけど頑張って挿し込む。
程度のことしか言えない感じですな。
謎のトラブル
それで組み終わって、後は動作確認。という所なんですけど、何でか分からないけど、画面が出力されないんですわ。
症状としては、電源は入るし、ファンも回る。
LEDのイルミネーションも起動するし、接続しているキーボードのCaps Lockキーを押すと、Caps Lock状態を表すランプも点灯するので、(たぶん)CPUは生きてる。
でも何故かUEFI(BIOS)画面が出力されない。
という具合。
△MSI MPG B550 GAMING PLUS:FRIENDLY ENHANCEMENT より
今回使ったMBには「EZ DEBUG LED」という、ブートの際に読み込んでいるパーツをチェックできるインジケーター的なモノがあります。
コレは起動できない時、どのパーツに問題があって起動できないのを目で見て判断できるモノなんですわ。
もじゃお
ただ、今回の場合「EZ DEBUG LED」上では普通に起動できてるっぽい表示になっていました。
状況としては、「(たぶん)PCは動作しているけど、画面出力だけが上手くいかない」というのが分かった感じですな。
謎の解決
「(たぶん)PCは動作しているけど、画面出力だけが上手くいかない」という謎のトラブルに見舞われて、色々と試してみた結果、「PCの電源が入っている状態でリセットスイッチから再起動する」と何故か画面が表示されて、UEFIに入れました。
この方法に行き着くまで、かなり色んな対処法を試していて、それを一覧にすると…
一応やってみた対処法としては…
- HDMIケーブルの挿し直し
- DisplayPortケーブルで接続してみる
- グラフィックボードの挿し直し
- グラフィックボードを別のPCIeスロットに挿してみる
- MBの画面出力ポートに接続してみる
- RAMの指し直し
- 各種配線の再接続
- 電源ケーブルの再接続
- 各パーツの再取り付け
- MBのスイッチでLEDイルミネーションをOFFにする
- CMOSをクリアしてみる
- MBのUEFIを更新してみる(UEFIの更新は正常にできた)
- CPU・RAM・グラフィックボード・電源の最小構成で起動してみる
- 組み立てのやり直し
という風に思いついた対処法を全部試してみてダメだったので、MB(のPCIeスロット)の問題かと考えていたのですが、「PCの電源が入っている状態でリセットスイッチから再起動する」と何故かUEFIが表示されました。
「スイッチの配線を間違えたのかな?」と思って再度確認してみたんですけど、正常に接続できていたので、なんでリセットスイッチを押して再起動したら画面が表示されて、UEFIに入れたのかは正直謎ですな。
【自作PC】Ryzenで末永く快適に使えるPCを組みたい!【組み立て編】のまとめ
てな訳で今回は「【自作PC】Ryzenで末永く快適に使えるPCを組みたい!【組み立て編】」という事で、実際に揃えたパーツを組み込んでPCを組み立てました。
途中「PCは起動するけど画面出力が上手くいかない」という謎のトラブルには遭遇しましたが、「PCの電源が入っている状態でリセットスイッチから再起動する」という方法で、よく分からないまま先に進むことができました。(怖)
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【自作PC】Ryzenで末永く快適に使えるPCを組みたい!【OSインストール・ベンチマーク編】
これまで、「構想編」「組み立て編」と、続いてきた「Ryzenで末永く快適に使えるPCを組みたい!」シリーズですが、ひとまず無事に組み上がったので、OSのインストールとベンチマークを行ってみた次第です ...
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【自作PC】Ryzenで末永く快適に使えるPCを組みたい!【OSインストール・ベンチマーク編】
次回はOSをインストールして、各種ベンチマークを行っていく予定です。
【要チェック】2021年9月時点では、BTO PCの方が安くなるケースがワリとあります
前回の記事でもチョロッと書きましたが、基本的にはイチからパーツを買って自作するよりも、既に構成が出来上がっているBTO PCを購入する方が同じパーツ構成でも安くなることが多いです。
△初値(発売日の値段)が13万円~15万円のRTX 3080が25万円を超える価格になった事もあった。
くわえて、2021年9月現在は一部PCパーツ(特にグラフィックボード)の価格がハチャメチャに高騰しています。
この傾向は性能が高いモノほど顕著に表れているので、高性能なグラフィックボード,特に、RTX3070以上のグラフィックボードを搭載する予定があるなら、
同じグラフィックボードが搭載されているBTO PCを選択肢に入れて検討することをオススメしますぞ。
同じグラフィックボードが搭載されているBTO PCを選択肢に入れて検討することをオススメしますぞ。
ツクモネットショップ:BTOゲーミングPC
今回は自作してトラブルに遭遇しても色々やってみて、おおむね解決できたから良かったんですけど、
自作にはこういったトラブルがあることを考えると、マトモに動くことが保証されているBTO PCは魅力的だなぁと改めて思ったりもしましたわ。
敬具
TSUKUMOのBTO PCをチェックする
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